シミュレーションゲーム

シミュレーションゲーム

名作と思うゲームを機種やジャンルを問わず紹介していきます
スマホ版、牧場物語?!

シミュレーションゲーム

シミュレーションゲームは、何かを仮想体験して楽しむゲームの総称である。
国内では「SLG」と略されることが多く、戦争系(戦略級・戦術級)から、経営・育成系までと幅が広いです。
RPG要素を強めたものはSRPGと呼ばれます。
戦略系のシミュレーションゲームは「ストラテジー」と呼ばれ、ターン制の「TBS」とリアルタイム性の「RTS」に分化されます。

  • ウォー・シミュレーション
  • 経営育成シミュレーション
  • 実機シミュレーション
  • リアルタイムストラテジー

 

主なジャンル


ウォー・シミュレーションゲーム
主に軍隊の指揮者のように兵隊に行動を指示して戦闘をする内容のゲームです。
国内では「戦略シミュレーション」「戦闘シミュレーション」「タクティクス」などと呼ばれているジャンル。
海外ではシミュレーションゲームではなく戦略を意味する「ストラテジー(Strategy)」ゲームという独立したジャンルとなっています。

ストラテジーという言葉が国内では馴染みがないため、代用としてシミュレーションという呼称が使用され、以降定着してしまったと言われています。

こういった背景からか国内のコミュニティやメディアでは、国産のゲームは戦略シミュレーション、海外産のゲームはストラテジーという呼び方がされていることも多いと言われています。

 

 

経営・育成シミュレーションゲーム
街や会社やスポーツチームなどの設立や経営をするゲーム。
海外では、CMS(Construction and Management Simulation)と呼ばれています。国内では、スポーツチームなどの人材のマネージメントを行うものは人材を育成するという意味から「育成シミュレーション」としても扱われています。

 

ロールプレイングゲーム(RPG)
役割(Role)を演じる(Play)という意味合いから、ロールプレイングゲームもゲームの構成によってはシミュレーションゲームとしての要素を含んでいゲームです。
登場人物をコマとして動かす戦闘シミュレーションゲームを模したシステムを採用していることが多いためである。複数の登場人物を戦闘経験により能力向上させていくという「育成シミュレーションゲーム」としての要素を併せ持っています。
シミュレーションRPGを日本国内において広く知らしめたのは、任天堂の『ファイアーエムブレム』シリーズ。

 

実機シミュレーションゲーム
主に実在する電車や飛行機などの乗り物の操縦をゲーム上で再現し体験するゲームで、エースコンバットのような飛行機の操縦を扱うものであれば「フライトシミュレーター(フライトシム)」、自動車であれば「ドライビングシミュレーター」と呼ばれます。電車でGO!も、このジャンルに該当します。
より再現性を高めるためにジョイスティックやステアリングコントローラーをはじめとする専用のコントローラーやデバイスを使用するゲームも多い。そのほか、乗り物の操縦だけではなく業務内容や会社の経営なども再現したゲームもあります。

 

リアルタイムストラテジー(RTS)
ゲームのテーマ自体はウォー・シミュレーションゲームと同じく戦闘を再現することにあるが、ゲーム中はリアルタイムで進行し、各ユニット(大小さまざまな部隊、登場人物の単位)などに命令を与えて行動させます。同時に緻密な操作をすばやく行うアクションゲームとしての性質も持ち合わせていることが多いです。
戦闘だけでなくて、建築物の建設や資源の確保(その役割のためのユニットの存在も必要となる)などの要素も取り入れ、現在ではネットゲームの主要な一ジャンルとなっているほどです。

ウォー・シミュレーションゲーム

戦争を題材としその戦闘を再現したシミュレーションゲーム。
ボードゲーム、コンピューターゲームの形式をとるものが多いです。
戦略シミュレーションゲーム、戦争シミュレーションゲーム、軍事シミュレーションゲームなどの呼び方も。
登場する部隊やキャラクターを駒に見立てて、将棋のように盤面の上で駒を動かしていき、目的を達成していくゲームが主流となります。
そのため、敵味方双方のキャラクターの特性を知り、それを活かす作戦を練ることが重要となってきますが、「目的の達成」とは、必ずしも敵を倒すことばかりでなく、敵から逃げる、敵を倒さないようにある地点に到達するなど、様々。
相手に勝利する」ことが目標ではあるのですが、相手軍を攻撃するだけでなく、相手の攻撃から回避する、交渉に持っていくことを最終ゴールとしているゲームもある。

シミュレーションゲームの典型例で、単に「シミュレーション」「シミュレーションゲーム」と言えばこのウォー・シミュレーションゲームを指すことも多いようです。

実際のゲーム進行は、野球のイニングに似たターンと呼ばれる単位で行われ(ターン制ストラテジー、略称 TBS)、プレイヤーは「1ターンの間に手持ちの部隊駒すべてに移動、戦闘などの行動を行わせる」という行為を数十ターンにわたって繰り返していきます。
中にはターン制ではなく実時間制(敵味方同時に駒を操作する)で進行するものもあり、それらはリアルタイムシミュレーションあるいはリアルタイムストラテジー(略称 RTS)と呼ばれます。

 

主なタイトル

信長の野望
三國志
提督の決断

シミュレーションRPG

主に通常のRPGの戦闘シーンがより戦略性の高い戦略シミュレーションゲーム(ストラテジー)としてされていて、戦略シミュレーションゲームにおいて、個々のキャラクターやユニットにレベリングの概念があって、育成や管理を重視したゲームを指すジャンルです。
他の呼び方では「タクティクス」「タクティカルRPG」など。

『ファイアーエムブレム』(任天堂/1990年)が、元祖的な作品だといわれています。

各ユニットに名前や個性を付け、経験値による成長に加えアイテムや装備の強化の要素や、台詞やドラマ(ステージ間だけではなくマップ上でも)を加え、各ユニットをRPGのプレイヤーキャラクターに近い扱いにしているのが特徴です。

原則的にユニットは敵にやられてしまうと従来のSLG同様、二度とゲーム中に現れず消えてしまい、RPGのような蘇生手段は無いというシステム。

このため、完全攻略をめざしているプレイヤーは、1ユニットでも死ぬとリセットしてやり直すプレイヤーも少なくありません。
ファンタジー色が強い傾向がありますが、ロボットものの有名なシリーズなどは、ゆるい条件(復活魔法、修理代など)で復活できるものも。

 

主なシミュレーションRPG

ファイアーエムブレム
伝説のオウガバトル
タクティクスオウガ
機装ルーガ
サモンナイト
三國志英傑伝
シャイニング・フォース
スーパーロボット大戦
戦場のヴァルキュリア
ソウルクレイドル 世界を喰らう者
ティアリングサーガ
ファイナルファンタジータクティクス
ブラックマトリクス
フロントミッション
魔界戦記ディスガイア

ラストエトワール