
RPGのキャラクター成長要素とストーリー性、そしてハック&スラッシュ(ハクスラ)による戦利品システムを融合した、マルチ協力プレイも楽しめるFPSです。
同時期に開発・先行発売された『Fallout3』とコンセプトが被ってしまうため、差別化のためにポップなカートゥーン調のグラフィックに変更されたそうです。
荒れ果てた惑星パンドラを舞台にした、Vaultハンター達の物語となっています。
各シリーズとも、同じ世界観を共有しています。
敵の数も多く、とんでもない距離から攻撃されることもあるので、何も考えずに突っ込むと返り討ちに。
ただ、攻略手順を考えて適正な武器を選ぶことで展開が変わることもあり、様々な楽しみ方ができます。
レベルが上がれば各能力が上がるので、レベルさえあげれば何とか対応できことも。(レベルが上がりにくいので根気は入りますが)
とにかく武器の数が豊富で、レアな武器ほど攻撃力が高いです。
そのレアな武器を手に入れるという中毒性がこのゲームの魅力となっています。
本作をきっかけにFPS/TPSにハクスラ要素加えた「ルーターシューター」という新たなジャンルが生み出されました。
通称『ボダラン2』。
クレイジーな世界観のヒャッハーなFPSゲームとなっています。
前作『Borderlands』で好評だったFPSにRPGを組み合わせたシステムに、更に改良と新要素を加えて、登場する装備の種類なども大幅に拡張されたタイトル。
ハクスラRPGでありながら、アクションとシューティングの完成度が頭抜けています。
動き・爽快さ・手応えなど、確実堅硬な完成度。
一見まったく歯が立たないように感じる敵も、攻めようで落とせたりします!
絶望を感じさせるまでの沸き敵も、武器のチョイスであっさりと薙ぎれたり・・・あれ?となることも。
雑な世界観と思わせて実は緻密な計算で創りこまれたゲームといえるでしょう。
世界観、ストーリーは分かりやすいとは言えないが、気にしなくても楽しめると思います。
『ボーダーランズ』シリーズは、これまでに、ナンバリング・タイトルの3部作+『プリシークエル』の4作品がリリースされています。
どの作品も魅力的な要素に溢れているのですが、ストーリーの面白さ・ゲームとしての完成度・DLCを含めたやりこみ要素などを挙げた時にこの二作目が最もお気に入りという方が多いです。
「FPS+ハクスラ」の組み合わせにより、終わりなきやり込みが続く悪魔的面白さが味わえます。
2019年9月13日に発売された『Borderlands』『Borderlands2』の続編となるゲーム。
「1」と「2」の間のストーリーを描いた『Borderlands_The_Pre-Sequel』も入れるとシリーズ第4作目。
本作のストーリーは「2」以後の時系列(正確には本作発売直前に配信された「2」のDLC『指揮官リリスのサンクチュアリ奪還作戦』の更に後)となっています。
「1」「2」で基礎が確立されたFPS+RPGというスタイルを踏襲していて、レベルベースのシステム・ステータスやパーツ・種別がランダム生成される為に事実上ほぼ無限の組み合わせが存在する武器を次々と取り替えながら進めていくハクスラゲーライクなシステム。
キャラクターがそれぞれ固有のスキルを持っている点もシリーズ作品と同じなのですが、本作ではそれぞれのアクションスキルが各キャラ3系統用意されていて、その中から好きなものを選んで使用できるようになっています。
操作面では今までのダッシュ&ジャンプだけでなく、スライディングやよじ登りが可能になりました。
今までの作品では登れなかったような段差に登れるようになっていたり、よじ登っていった段差の先に様々なシークレット要素があるなど、こうした面でも今までのシリーズからの正当進化を遂げているといえるでしょう。
過去作のプレイは必須ではないのですが、今作をプレイしていて登場人物や話の流れが気になった方は、後から2をプレイするとよいでしょう。