
カプコンから発売されているアクションゲームシリーズ。
モンハンとは、「モンスターハンターシリーズ」の略称。
雄大な自然の中で、プレイヤーは狩猟を生業とする「ハンター」の一人となって、1〜4人でアイテムの収集やモンスターの狩猟・討伐といった依頼(クエスト)をこなしていくハンティングゲームとなっています。
とりわけメインとなるのが中〜大型のモンスターとの戦いで、武器や罠を使用してモンスターを狩猟・捕獲して、手に入れた素材で武器や防具を強力にして新たな依頼を受ける・・・うのが大体のゲームの流れ。
どんなにクエストをクリアしても、戦闘に関係するパラメータは全く成長する事がありません。
このために、強くなるためには「強力な装備を製作して装備すること」か「プレイヤースキルを磨くこと(操作の腕前やモンスターへの知識・入念な罠・アイテムの準備なども含む)」となっています(もちろん、ゲームが進めばより有用、貴重な素材が手に入るようになり、強力な装備やアイテムが作れるようになっていく)。
クエストの内容は様々あって、指定されたモンスターを「狩猟」「討伐」「捕獲」するクエスト、指定された素材を「採取」「運搬」するクエストがあります。
ハンターが扱う物品は基本的に全て自力で現地調達するスタイル。
最大の特徴はオンラインやローカル通信につなぐことで「最大4人で協力プレイできる」こと。
1人ではなかなか勝てないような強敵も、協力してと力を合わせれば倒せるようになったのです!!
アクションゲームとしてはもちろん、パーティーゲームとしてもおすすめのゲームソフトです。
記念すべきモンハンシリーズ第1作目は、2004年3月にPlayStation2で発売。
当時としては、まだネットワーク環境が整備され始めた時期であり、インターネットに接続するオンラインゲームは珍しい存在でした。
にもかかわらず、カプコンは「誰でも参加できる多人数協力アクションゲーム」をコンセプトにモンスターハンターを開発。
ついにオンラインによるマルチプレイが実現し、オンラインゲームの先駆けとなったのでした。
なお、タイトルに「G」と付いているソフトは、アップグレード版。
既存のナンバリングタイトルに、新しいフィールドやモンスター、装備などが追加されています。
ストーリーだけ追いたい方には無印版、やり込みたい方にはアップグレード版がおすすめです。
グラフィックの美しさを優先したい方には、据え置き機でリリースされているタイトルがおすすめです。
大画面で迫力のあるハンティングを楽しめるでしょう♪
ただ、据え置き機はオンライン通信がメインとなっています。
古いタイトルはサービスが終了していたり、プレイ人口が少なくなっていたりして、協力プレイを楽しめないことがあります。
ソロプレイ派の方は気にする必要がありませんが、複数人で遊びたい場合は留意しておきましょう。
2025年2月28日発売。
対応プラットフォームは、PlayStation 5・Xbox Series X/S・Steam (PC)。
モンスターが群れて争う過酷な環境と、豊かな生命があふれる環境という二面性を持つ世界に生きるモンスターと人々の物語が描かれます。
本作は過去作との関係性を匂わせる部分はありつつも物語に直接的なつながりはなく、新たな土地でこれまでにない物語が紡がれるため、過去作をプレイしていなくても問題なく楽しめる仕様に。
経験値のようなものを稼いで成長するのではないので、フィールドを探索して採取したりモンスターから?ぎ取ったりして集めた素材を使用し、生産もしくは強化した装備を身に着けることによって攻撃力や防御力などを上げていきます。
ハンターが扱う武器種は、大剣、太刀、片手剣、双剣、ハンマー、狩猟笛、ランス、ガンランス、スラッシュアックス、チャージアックス、操虫棍、ライトボウガン、ヘビィボウガン、弓の14種!
選んだ武器種によって攻撃のモーション、速度、攻撃範囲、適正距離など、さまざまな要素が異なるため、武器種を変更すると全く異なる狩猟体験が味わえるのも、「モンハン」の大きな魅力。
本作のマップはこれまでの「モンハン」とは異なり、さまざまなフィールドやベースキャンプなどがつながっています。
今作はシームレス化に重点を置いていて、全てのフィールドや拠点・イベントムービーなどでも一切ロード画面が挟まないのでストレスフリーでプレイが楽しめます♪
また、各フィールドには飢えた肉食モンスターが群れて争う過酷な「荒廃期」と、「異常気象」を経てやってくる豊かな生命があふれる「豊穣期」という二面性があり、ダイナミックに変化する景色も大きな見どころに。
今作ではフィールドがオープンワールドとして設計されるのに合わせて、モンスターの狩猟においてはクエストボードでのクエストの発注が必須のプロセスではなくなりました。
ストーリーの流れに従ってプレイをするうちに、「狩りに必須の持ち物」、「その武器に必要な立ち回り」など、ハンターはモンハンのふるまいを自然に覚えていくことに。
ゲーム進行の変化により、『モンスターハンターワイルズ』ではより分かりやすく、自然な流れでドラマティックな物語が楽しめるようになったのでした。
事前にクエストを受注せずにフィールドへ向かえるので、時間短縮となり、プレイヤーのストレスを軽減する仕組みになっています。
今作の移動手段となる新たな乗用動物「セクレト」の使い勝手が良いので、狩りはかなり快適になりました♪
デフォルト設定では、騎乗すれば勝手にクエストの目的地へと運んでくれるのでとても便利☆彡
方向キーの下を押せばオートランが解除できて、移動の自由度も高く、シリーズの中でももっとも便利な乗り物に。
セクレト騎乗中は現在の武器とあらかじめ用意しておいた武器を交換できるし、騎乗したままでもモンスターに攻撃を仕掛けられます。
スタミナを消費せずに素早く動けるので、狩りのポジションを変化させるのにも有用であり、うまく連携できれば大いに狩猟の役に立つことでしょう。
本作はモンスターハンターシリーズでは初となる「クロスプラットフォーム」に対応しています。
さまざまなハンターが入り混じったオンラインプレイは、これまで以上の楽しめます♪
ソロでもサポートしてくれるハンターが登場するので、疑似協力プレイが可能に!
とにかく初心者にも始めやすい親切な神ゲーとなっていました。
全体の難易度は過去のシリーズ作と比べると易しめな印象。
2021年3月26日にNintendo Switchで発売。
REエンジンで開発されていて、それを活かして本作はPC/PS4/PS5/Xbox Series X|S/Windows10および11(Microsoft Store)と展開プラットフォームも幅広くなりました。
任天堂ハードでの新作としては、2017年発売の『モンスターハンターダブルクロス』以来、4年ぶり。また、ナンバリングではないタイトルとしては3作品目。
今作はMHP3と同じく、全体的に”和”を基調とした舞台設定なのが大きな特徴。
新たに登場するモンスターの名前や通称も、和風になっているものが多いです。
ワールドのようにシームレスマップなだけでなく、今回はマップ毎のオープンフィールド化を実現。
マップ内であれば、崖も山も谷も見えるものは全て縦横無尽に探索することができました。
オトモにはお馴染みのオトモアイルーに加え、本作初登場となるハンターが騎乗可能な犬のような姿をした「ガルク」が実装。
アイスボーンのモンスターライドと違い、完全にプレイヤーが操作できるため非常に快適な移動が可能に。
ドリンクやマーキングを必要としないシステムも親切で、難易度も易しい部類です。
モンスターハンターライズ:サンブレイク
サンブレイクはライズ本編の拡張コンテンツです。
完全新作ではなく、ライズをベースに追加ストーリーが出ると思ってください。
サンブレイクを遊ぶためには「サンブレイク」と「ライズ本編」両方とも所持している必要があります。サンブレイク単体では遊べませんので注意。
さらに壁走りがより自在になったり、鉄蟲糸技が追加されたりしています。
アクション面での追加要素も。
ゲームの舞台はライズ本編の舞台だったカムラの里から始まり、新しく追加される拠点エルガドを舞台にストーリーが展開していきます。
そのためサンブレイクを買ってもライズ本編の集会所クエスト☆7「雷神」までクリアしていないとサンブレイクは始められません。
プレイヤーが操作する主人公はライズ本編の主人公がそのまま続投。
あくまでもライズ本編の拡張なのでライズ本編で手に入れた装備などは引き継がれます。
ちなみにサンブレイクからマスターランク(いわゆるG級)のクエストが追加されます。
G級が無かったからライズは遊ばなかったという方もサンブレイクから追加されますので是非、遊んでみてください。
株式会社カプコンより発売された『モンスターハンター』シリーズ10作目。
2018年1月26日に発売されたPlayStation 4/Xbox One/PC用ゲームソフトです。
グラフィックが一新され、よりリアルと迫力を増したモンハンワールドは、モンハンシリーズ初となる世界同日発売を行ったこともあり、日本はもちろん、海外でも注目を集めることに。
2021年10月には全世界の販売本数が2000万本を突破。
据え置き機専用作品としては『モンスターハンター3』以来の作品となっています。
インターネット回線によるマルチプレイも可能。
これまでのマルチプレイのシステムは、1〜4人が集合して同時にクエストに出発するものでしたが、『モンスターハンター:ワールド』からはクエストの途中参加が可能になりました。
ただし、PS4版とPC版、Xbox版とPS4版など異種ゲームハード間でのオンラインは実装されていません。
ワールドワイドでの展開を意識し「初めて触れる人がすぐに楽しめるモンスターハンター」をコンセプトに、海外プレイヤーなどからの意見をもとにして従来のシステムに対して大幅な見直しをしています。
システム面こそ大幅な見直しが入ったものの、 「モンスターを狩猟し素材を集めて武具を強化する」という基本のゲーム性は変わっていません 。
フィールドはエリア制からシームレスなオープンフィールドに。
ゲームとして高い次元でまとまっており、モンスターハンターシリーズにおけるターニングポイントとなった名作。
モンハンワールドアイスボーン (MHWIB)は、2018年1月に発売されたモンハンワールドの大型の拡張コンテンツ。
新たなモンスター、ストーリーなどが楽しめるモンハンワールドの“G級”にあたります!
新たなクエストランク、アクション、フィールド、モンスター、武器防具が追加。
ストーリーは『MHW』のエンディング後を展開されます。
モンスターハンターワールドでは、シリーズではある意味恒例だった「寒冷地」に相当するマップが存在せず、おなじみの「ホットドリンク」もありませんでした。
DLCで、この寒冷地マップが追加されたということになります。
これまでは片手剣だけだった「武器出し状態」での使用が全武器で可能になったのも大きいポイント。
ポータブルシリーズは、携帯ゲーム機のPSPで販売されていたシリーズです。
当時、PS2版のモンスターハンターは複数人でプレイする場合「マルチマッチングBB」というサービスを利用する必要がありました。
しかし、PSPは本体とソフトさえ持ち寄れば無料で協力プレイをすることが可能に。
気軽にワイワイと遊べることから、人気が爆発しました。
携帯機に対応することで、友達とゲームを持ち寄って楽しく会話しながらプレイする新しいゲームの遊び方が確立。
この光景は「モンハン現象」と呼ばれるほど街中でよく見られました。
携帯機ではモンハン2ndG以前にPSPで「モンハンポータブル」・「モンハン2nd」が発売されたのですが、口コミで徐々に人気が広がっていき、後に発売された「モンハン2ndG」が大ヒット。
モンハンシリーズを代表する作品となったのです☆彡