メタルギア(METAL GEAR)

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メタルギア(METAL GEAR)とは、コナミデジタルエンタテインメントより発売されているコンピューターゲームシリーズのタイトル、及び同作品にシリーズを通して登場する兵器の名前のことです。

 

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1987年にMSX2用ソフトとして発売され、当時コナミに入社したばかりの小島秀夫監督のデビュー作であり、ゲーム『メタルギア』及びその続編となるシリーズ。
「敵を倒して進むのではなく、いかに敵に見つからないように隠れて進むか」という、ステルスゲームのスタイルを確立した作品です。
第一作目である『メタルギア』は、世界初のステルスゲームではないものの・・・「隠れる」ということを重視したステルスゲームと呼ばれるジャンルを大きく広めて、1990年には続編の『メタルギア2 ソリッドスネーク』を発売しています。
MSX2版から半年後の87年12月22日に、ファミコン移植版として『メタルギア』が発売されました。

 

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ファミコン版の『メタルギア』は、当時神戸にいたという小島氏やMSX2版スタッフは全く関与していないということが公表されています。

ファミコン版『メタルギア』は、後にゲームキューブ用ソフト『メタルギアソリッド ザ ツインスネークス プレミアムパッケージ』の特典として収録されていますが、タイトル画面や解説書に「この作品の制作自体に小島秀夫監督は関わっておりません」と表示されています。

 

システム自体はMSX2版と同じですが、演出やレベルデザインに粗さが目立つ仕上がりでした。肝心のTX-55メタルギアが登場しないというのは衝撃でした。
しかし、皮肉にも北米で発売されたファミコン(向こうではNES)版『メタルギア』がミリオンヒットし、後に基本コンセプトはそのままにグラフィックを完全3D化した、PlayStation用ソフト『メタルギアソリッド』として発売されました。
1998年9月3日に『メタルギアシリーズ』の第3作として発売されたポリゴンを用いた3次元描写による『メタルギアソリッド』は、米「フォーチュン」誌により「20世紀最高のシナリオ」と称され、全世界で600万本を売り上げるほどの人気作に。

 

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ストーリー

2005年、アラスカ半島・アリューシャン列島・フォックス諸島沖の孤島、シャドーモセス島にて、ハイテク特殊部隊「FOXHOUND」とその傘下の次世代特殊部隊が突如として蜂起、同島の核兵器廃棄所を占拠した。彼等は米政府に対して10億ドルとビッグボスの遺体の引き渡しを要求。24時間以内に受け入れられない場合、核を発射すると通告した。

 

政府は、元FOXHOUND司令官ロイ・キャンベルをこの鎮圧作戦の司令官として招集。それに従い、キャンベルは元FOXHOUND隊員ソリッド・スネークを呼び戻した。スネークに依頼された任務は二つ。核兵器廃棄所に単身潜入し、人質として囚われたDARPA局長のドナルド・アンダーソンとアームズ・テック社社長のケネス・ベイカーの2名を救出すること。そして、テロリストの核発射能力の有無を調査し、事実ならばそれを阻止し、テロリストの武装解除をすることだった。
スネークは独り再び戦場へと向かう。

 

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システム

ゲームシステムは見下ろし型の2Dアクションで、マップはスクロールではなく画面切り替え式。
ジャンプといったアクションは一切なく、基本的なプレイヤーの行動は移動と射撃(または近接攻撃)のみ。
軍事要塞ビルに潜入し、アイテムを収集しながら進み、破壊目標であるメタルギアを目指します。
『メタルギアソリッド』では3Dになったことで、何も装備していない時はパンチだけではなく、ハイキックと一本背負いが使用可能に。
また、手すりから蹴り落とす、投げ落とすことでも敵を排除できるようになっています。また敵の後ろから投げを決めると首絞めになり、締め続けると死亡させることも出来ます。
『ツインスネークス』 では、「主観」や「ホールドアップ」、「エルード」などの『メタルギアソリッド2』で新たに搭載されたアクションが追加。グラフィックやアクション、システムが、ほぼすべて『2』に準拠したものになっています。

 

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総評

正直、ステルスゲームは好き嫌いが分かれるジャンルだと思います。
『アサシンクリード』とも違った、隠れることのこだわりは性に合わない!という人もいるかもしれません。
しかしながら、ハードボイルドな世界観やストーリーは逸材です!!

 

これ以降、『メタルギアソリッド』の続編が作られるようになり、全世界でのシリーズ累計出荷本数は3240万本を超えている世界的なヒットを記録。
小島監督は大半のシリーズ作に何らかの形で関わり続けたのですが、2015年12月に惜しまれつつKDEを退社しました。
シリーズの生みの親である小島秀夫監督は『メタルギアソリッド』以降のシリーズの大きなテーマとして、「遺伝子操作」「反戦反核」を伝えること、とインタビューで言っており、それが「説教くさくなる」というプレイヤーの批判は承知で『MGSシリーズ』には「反戦反核」のメッセージを可能な限り取り入れたいと語っておられました。
このこだわりこそが、不朽の名作を生んだんですね。