や行

や行

名作と思うゲームを機種やジャンルを問わず紹介していきます
スマホ版、牧場物語?!

闇の仕事人 KAGE

 

 

 

 

 

忍者モノの横スクロール型の正統派アクションゲームです。
ライフが無くなるとゲームオーバーで、残機制ではありません。
コンテニューも5回まで可能となっています。
ステージ毎の敵の数は多くないのですが、総じて固いです!(一撃で倒せない)。
難易度は易しくはないのですが、上達すればクリア可能なレベルでやりごたえはある。
二人同時プレイが可能で、二人でプレイすると攻略が随分楽になります。(最終ステージが激ムズ)
忍術の使い道がイマイチなのと、ステージをクリアしてもライフは持ち越しで回復しないのが難点。
絶妙な敵の配置と、ファミコンのゲームとしてのアクションは多彩で、高い水準の完成度を誇る良作です。


妖怪倶楽部

1987年5月19日にジャレコより発売されたファミリーコンピュータ用のアクションゲーム。
縦または横スクロールで移動しながら進んでいきます。
顔屋敷や妖怪の森といった全6ステージが存在し、各ステージの終盤にはボスも登場!
道中は古今東西の様々な妖怪が登場します!

 

 

ストーリー


199X年、人間界に破滅の危機が迫っていた。
海底火山の爆発により5000年の眠りから目覚めた妖帝ガルスが人間界征服を目論み、滅亡した世界各地の妖怪たちをよみがえらせて人間界へと侵攻を開始したのだ。
首都・東京が大パニックに陥る中、平凡な少年あきらも妖怪軍団の精鋭、妖帝親衛隊の襲撃を受ける。あきらが親衛隊の手にかからんとしたその時、あきらの中に秘められた力が親衛隊を粉砕した。
彼こそ5000年前、妖帝ガルスを封じ込めた超能力戦士の末裔だったのだ。自らに秘められた超能力を知り、あきらは妖怪と戦い人間界を救うことを決意。敵の本拠地、妖魔奇城へ単身のり込んでいったのだった。

 

超能力

敵を倒した際に出現する「経験値の素」を取ると経験値が上昇します!
これにより超能力の威力や射程が上がるなど、能力強化されるようになります。

経験値は敵を倒しただけでは手に入らず、敵の落とす経験値の素(経験値アイテム)を入手する事で初めて経験値が入るのです。

ショットは最初は射程も短く頼りないが、パワーアップするごとに射程や威力が上がって、最終段階になると弾が画面端まで届きかなりの使い勝手を誇るように。

 

【即効性アイテム】

  • パワーアップ(パワー回復)
  • 経験値の素(妖怪を倒したあとに現れる赤い丸い玉)
  • 薬ビン(念力バリヤーで無敵になる)
  • 流れ星(速い!あきらがスピードアップ)
  • 分身の術(あきらが3人に分裂。破壊力も3倍に)
  • 経験値BOOK(経験値を一気にアップしてくれる)

 

【セレクトアイテム】

  1. フラッシュ(15秒間敵の動きを止められる)
  2. スーパーアイ(見えない敵が15秒間見えるようになる)
  3. バクダン(画面に表示されている敵にダメージをあたえる)
  4. サイコキネシス(物体を動かすことができる)

 

(操作方法)
十字キー左右: 移動
十字キー上+B: 超能力アイテムの使用
十字キー下: しゃがむ
Aボタン: ジャンプ
Bボタン: 攻撃
スタートボタン: ポーズ、超能力アイテムのセレクト

 

攻略ポイント

 

落下死に注意

3面以降、穴を飛び越えた先の地点に敵が配置されるという場面が多くなります。
本作は被ダメージの際のノックバックがあるため、「穴を飛び越えた際に敵に接触しそのまま後ろに弾き飛ばされて穴に落ちる!」・・・というミスがよく起きます。
かの有名な「忍者龍剣伝」と同じです。
穴を越える際、ジャンプ途中で引き返す動作を身に付けないと攻略は困難です。

敵から攻撃を受けてゲームオーバーという事は中々ないのですが、穴に落ちるとHPに関係なく一撃死してしまうので注意!
しかも、穴に落ちてしまった場合は一定量の経験値を失った上でステージの最初に戻されるというデメリットも。

3面は特に穴が多くて、また敵の配置も極悪レベルのため、全ステージ中屈指の難易度を誇ります!
この面を越えられるかどうかが、このゲームの評価の分かれ目となるでしょう。

 

アイテム「テレキネシス」

最終ステージ6面の終盤には通路をブロックが塞いであり通れない所が2か所あります
これを通かするにはアイテム「テレキネシス」を使う必要があるのですが、これはゲーム中に3面と6面にある2つしかありません!
取ると一定時間効果が持続するタイプのアイテム(「薬ビン」や「分身の術」等)は、そのアイテムが効果を持続している間、他のアイテムが見えなくなり取れなくなるので注意が必要です!
アイテムの配置を覚えておくか、場所によってはあえて取らずに進んだ方がよい場合もあるでしょう。

取り忘れたり、関係ない所で使ってしまうと、ブロックをどかす事が出来ず、詰んでしまいます!(6面でテレキネシス取得後、穴に落ちてやり直すとテレキネシスを再度取得できる。)
また、テレキネシスは経験値を最大まで溜めて経験値を一定量消費する事で初めて効果を発揮するのですが、経験値が最大ではない状況で使ってしまうと、アイテムだけを消費してしまい、詰んでしまう事態に!!

 

 

難易度は高いが、そこを楽しめるか

穴による即死と常に隣り合わせとなるゲームプレイ、取り逃すと詰んでしまうアイテムなどの要素によって難易度が高くてやや遊び辛くなっている印象です。
ショットをパワーアップされるため、経験値目的の稼ぎプレイが有用なのですが・・・落下死でそれがリセットされると心が折れるのは残念。
敵を倒しやすく復活させやすい位置に配置してあるところや、経験値の値が1メモリ増える「経験値ブック」を落とす敵もいるので、どこで何を倒して、どう稼ぐか戦略的にプレイする事が可能なのは面白いです。
本作は経験値を貯めればその場で復活する事ができて、その回数は大体2〜3回ほどになる。
体力全回復アイテムの「パワーアップ」が数多く配置されており、あきら自身も打たれ強いので、敵の攻撃を受けてゲームオでしょうーバーというのは中々起こりにくいのですが・・・前述の穴や一部のボスを除けば、それほど厳しいというものではないレベルではあります。
様々な仕掛けなどがあり、とてもやりがいのある内容になっているので、腕に自信のある方は楽しめるゲームだと思います。

ラストエトワール