データム・ポリスターより1993年1月22日にスーパーファミコン用ソフトとして発売されたアクションゲーム。
製作は「あすか120%」などを手掛けたフィルインカフェ。
主人公の剣野舞となり、妖怪刑事ドロからもらった魔剣像の力で魔剣道に変身し、妖怪を倒していきます!
通学に片道5時間もかかる女子高生の剣野舞がなりゆきで妖怪退治を任されることになり、スーパーヒロイン魔剣道に変身して妖怪と戦いながら校門の門限である午前9時までの間に学校を目指すという、ぶっ飛んだストーリー。
ゲーム自体は剣を駆使して戦う夢幻戦士ヴァリスのようなオーソドックスな横スクロールのアクションゲームです。
ステージは全7面構成。体力+残機制になっています。
難易度はEASY、NOMAL、HARDの三段階。ただしEASYは2面までしかプレイが出来ない。
主人公は通学途中なので、敵を倒しながらも制限時間内までに校門を超えないと全面クリアしても遅刻になってしまうシステム。
敵の配置や行動パターンはある程度決まっているので、構成を覚えると楽に突破できるようになります。
ただ、残機が0になると各面のスタートからという仕様の割に最終面は難易度が高め
(ボス7体と9連戦。回復アイテム無し。もちろん残機が無くなれば最初から1体ずつ倒さないといけない)
データム・ポリスターより1995年3月17日にスーパーファミコン用ソフトとして発売されました。
魔剣道1がアクシュンゲームだったのに対し、魔剣道2は対戦格闘ゲームに変更。
ギャグ満載の痛快アクション『負けるな!魔剣道』の続編となります。
前作の主人公である剣野舞の妹・剣野光が主人公となって謎の妖怪総理大臣決定戦に挑むストーリーモード、8人のキャラから好きなキャラを選択できる対戦モードの2つのモードを搭載しています。
操作は安定していて、キャンセル連続技が結構あるのでゲームのクオリティは高いです。
後からPS版が発売されています。
PS版には初代ヒロインの剣野舞がプレイヤーキャラクターとして登場。
SFCとは違いロードが在るのが難点ですが、そんなに長くは無いのでSFCのグラフィックが気になるなら、PS版を買うのも一つの選択肢でしょう。
1990年に『ハドソンソフト』からファミコンで発売されたアニメ『魔神英雄伝ワタル』初のRPGゲーム。
魔神英雄伝ワタルの新作アニメ『魔神創造伝ワタル』の制作が決まりました。
『外伝』の名の通り本編そのものではなく、ストーリーとしてはワタル達一行は第七階層に向かう途中に、ドアクダーの手によって中2階層に飛ばされてしまったというもの。
救世主のワタルも、この界層では本来の力を発揮できずに捕らわれの身になってしまった。
ジャンルはアクションRPG。
通常のRPGと同じようにフィールドには村などもあり、買い物や情報収集ができます。
フィールドを歩くときなどは通常のRPGと同じトップビューですが、敵と遭遇するとサイドビューのアクション画面に移行します。
戦闘は戦神丸や幻神丸といった魔神に搭乗して戦うことになるのですが、武器による攻撃の他に習得すれば魔法も使うことが可能に。
原作に出てきた「飛龍拳」「龍雷拳」などは使用出きません。
残念な点としては全キャラクター総登場とは行かず、『ヒミコ』や『シバラク』達とは旅ができません。
魔神(及びTVシリーズで現れた兵士に小型メカ、派生機体)や、オリジナル怪物しか登場しない為、主人公はワタルではない(主要人物達も一応出るも、間接的な手助けでしか登場出来てきません)。
原作みたいに、虎王とかでてきてワチャワチャ冒険できれば、更に面白くなったと思うのですけど・・。
パッケージに出ていたクラマが出演しないのも違和感ありましたし。
あと、途中でリセットして再開すると再開時にアイテムを紛失するという仕様になっています。
もちろん、紛失するのはゲームの進行に支障が出るような重要アイテムではなく薬草などの消耗品ですが・・・。
宿屋でセーブできるのだがそこで「ゲームを続けますか?」と聞かれるので「休む」を選び、『リセットを押しながら電源を切ってください』の表記の後に電源を切るかリセットならば紛失することはあちません。
このゲームは一週目より難しいだけの二週目があるのですが、エンディングを見ると勝手にセーブされてしまいます。
その為、エンディング前のセーブデータを保持することが出来ないのでした。
この辺は、ファミコンの性能を考えれば仕方がないのでしょう。
2024年、魔神英雄伝ワタルの新作アニメ『魔神創造伝ワタル』の制作が決まりました。
ストーリーは一新されていますけど、これを機にゲームのワタルで遊んでみるのもアリです☆彡
「竜退治はもう飽きた」のキャッチコピーに象徴される、ドラゴンクエストのような王道とは一味違うRPG。
あらゆる機械の原因不明の大暴走である「大破壊」によって文明が崩壊し、人々が全盛期の文明の遺物を食い潰しながらも逞しく生きている(フォールアウト或いは北斗の拳に近い)ヒャッハー!な世界が舞台です。
そんな世界で、家を追い出された主人公が戦車(「クルマ」と読む)に乗ってモンスターを狩るハンターとして成長していく物語。
特徴となるのは「しなくてはならないことは無い、あるのはただできる事だけ・・・」と言われる異常なまでに自由度が高い作りになっていることで、主人公は勇者と異なり『世界一のハンターになる』と言う漠然とした目的以外の旅の理由が存在しない、当てのない旅が堪能できます。
当時としては珍しく寄り道できる所が非常に多くなっていて、新しい世界をもっと見てみたいと思わせるような個性豊かな町に出会ったり、手ごわい賞金首を狩りまくったり、戦車のチューンをこだわったり、敵のレアドロップアイテムを狙ったり、家に戻って引退すると言えばエンディングに直行できたりとやりたい放題。
RPG『メタルマックス』シリーズの初代作をリメイクした作品になります。
基本的な世界観はそのままに、「メタルマックス2」で追加された要素を多数積み込んだうえ、本作新登場の要素も追加されています。
以降の作品に影響を与えた要素も数多いです。
グラフィック関連はSFC末期の他作品にも十分匹敵するレベル。
操作性等が大幅に向上し、アイテムや賞金首等が追加されています♪
本作最大の特徴が戦車の存在と改造でしょう!
一般的なRPGの場合、人間は生身で戦うか、馬などに騎乗し騎乗ユニットとして扱われるのがせいぜいですが、メタルマックスでは人間が戦車に乗り込んで戦うことが出来るのでした。
戦車は圧倒的に強く、戦車と生身が戦った場合、余程相手との差がなければまず戦車側が一方的に勝つでしょう。
この戦車の強化を考えるのが実に面白いゲームです♪
初代ではシャシーの性能強化と穴を開けること、エンジン出力アップしか出来なかった改造ですが、2で各パーツの改造を行うことが可能になり、さらにデチューンを行ったり、シャシーの穴の種類を変更することも可能になりました。
自由だからといってシナリオを放棄したゲームではない作りが秀逸で、各地の登場人物によるドラマは他のRPGに決して引けを取りません。
自分好みにカスタマイズした戦車に乗って戦えるシステム、非常に高い自由度、独特の世界設定や台詞回しと言った要素がウケ、シリーズ火されている名作です☆彡