いっき

1985年7月にサン電子(後のサンソフト)より稼働されたアーケード用アクションシューティングゲームで、同年にファミリーコンピュータに移植されました。
農民の「ごんべ(権べ)」を操作して悪代官の屋敷まで殴りこみにいくという内容ですが、「一揆」を題材にしたはずなのに最大で二人同時プレイしかできないという破天荒な設定が、イラストレーターのみうらじゅんにクソゲーという言葉をつかわせたことで、クソゲーの元祖として知られています。
これ以降、『クソゲー』という言葉が確立されました。

 

 

ジャンルは多方向スクロールのアクションゲームとされることが多いですが、内容的にはシューティングゲームの要素を多く含むゲームです。
ファミコン版は全部で4面しかないので飽きるのは早いですけど、内容そのものはアーケード版と比べてもハード性能上で劣化してしまっている箇所が多いのですが、オリジナル版のコミカルなバカゲー要素がメジャーなファミコンへの移植によってユーザー間に広まったとされています。

 

 

2001年にはWindows用ソフト『Ultra2000 サンソフトクラシックゲームズ2』、PlayStation『メモリアル☆シリーズ サンソフト Vol.1』に収録された他、バーチャルコンソール対応ソフトとして2007年にWii、2013年にニンテンドー3DS、Wii Uにてそれぞれ配信され、2010年にはWindows用ソフトとしてプロジェクトEGGにて配信されています。アーケード版は2012年にWii用ソフトとしてバーチャルコンソールアーケードにて配信された他に、2015年にはPlayStation 4用ソフトとしてアーケードアーカイブスにて、2017年にはWindows用ソフトとしてプロジェクトEGGにて、2018年にはNintendo Switch用ソフトとしてアーケードアーカイブスにてそれぞれ配信されたクソゲーとは思えないほど愛されている人気ゲームです。

 

INFAMOUS 〜悪名高き男〜

とある災害を事件をきっかけに、電気の類を操る電気人間として超人的な能力を身に付けた主人公コール。
一切の秩序や道徳が失われ、無法地帯化したエンパイアシティを舞台にオープンワールドマップを駆け巡る物語です。
一応オープンワールドなのですが、ゲーム内に買い物という概念がないので店の中に入ったり買い物をするなどはできません。
街にある物はオブジェであり、破壊することはできるのですが・・身を隠す用途に利用するか、よじ登るか電気を吸収する物と考えた方がいいでしょう。
他の箱庭系ゲームと比べると、ミッションをこなすか、隠しアイテムを探すか、無限に湧いて出る敵と戦ったり市民を助けて経験値を稼ぐか、の四つくらいしかないので・・・街でやる事が少ないです。
物語は、主人公が災害に巻き込まれて唐突に始まるので、最初は何をしていいのか分からず迷うことも。
全ての場面で行き先は示してくれるのですが、意外に進めるような場所も多いのが難点。(見つけにくい)

 

 

攻撃手段は全てコールが持つ電気の超能力で、手から放たれる電磁波や雷撃で敵をなぎ倒すことができます!
消費したエネルギーは街中にある電気を帯びた物(電灯や車など)から吸収して補うことが可能。
「バッテリー・コア」というゲージがあり、これは電気能力の弾数とも言えるモノで、能力を使用すれば消耗します。
当初の数は10個ですが、街中に落ちている「光る破片」を一定数集めると最大値が上昇していく仕組み。
一方で体力ゲージが無く、敵からダメージを受けると画面に血が付着して視界が悪くなっていき力尽きます。
自動回復もしますが速度は遅めです。バッテリー・コア同様に、街中のオブジェクトから電気を吸うことで瞬時に回復します。
イベントや敵を倒して取得した経験値を振り分けるとスキルが身につき、さらに善か悪の傾きによって取得する技が変化していくことに。
プレイヤーの選択や行動によって、正義のヒーローか危険なヴィランとドチラ側にでもなれるのが特徴。
エネルギーメーターの横にはカルマゲージが表示され、コールの行動によって善と悪のどちらかに傾いていきます。
善人と悪人で扱う特殊能力が異なり、受諾できるミッションも変化するので、どちらに進むかはプレイヤーの選択次第。
最終的に善ルート、悪ルート二つの結末が用意されています。

 

 

ゲーム中に選べる難易度は、「イージー」「ノーマル」「ハード」の3種類のみで、どれも初期の状態から選択可能です。
戦闘は覚える技を駆使すれば、切り抜けられる難易度だと思います。シーンごとの戦略も自由で、地道に敵の数を減らしたりや、短期決戦で大技勝負をするのもプレイヤー次第。
リスタートも、ある地点まで進めていれば、ある程度の続きからできるので良心的。
サブミッションも豊富で、攻略する方法も自由です。

サテライトというミッションだけ時間制限があるので、テクニックが必要になります。
アクションゲームが苦手な人は、無理して挑戦する必要はありません。

私は、動画を見ながら善ルートの全てのミッションをこなしました。( ^∀^)

 

 

このゲームを象徴する問題は、常に敵から狙われていて恐ろしく正確な射撃をしてくることです。長距離からも的確に数発撃ってくるので、まるで「ゴルゴ13」状態。しかも複数で同時に撃ってくることも多々あるので、囲まれた場合は為す術はありません。

ステルス要素が無く、敵の範囲内に入ったら後ろを見ていようが攻撃してくるので、当たらずにやり過ごす方法がありません。

 

 

安価でも、楽しめる名作!

重要なストーリーイベント時は、急にアメコミ調のイラストで展開されるので急展開すぎておいてけぼり感もありますけど、ちょっとしたアメコミの主人公になった気分は味わえます。
全体的にストーリー展開はダークで、街の人々からは濡れ衣でテロ扱いされたり、恋人には的外れな恨まれ方をされたりとミッションをこなしても問題解決しない鬱展開が多いです。それでも少しずつ誤解を解いて光明を見出す面白さがあります。
登場人物のバックボーンが、もう少し分かると良かったのですけど・・・。
主人公コールの能力の秘密・・・特にラストの真実を知る展開は衝撃的です!

 

 

粗も目立ちますけど、自由に暴れまわれる!という一点に特化したゲームデザインを持った良作です。
現在だと、中古で400円くらいで購入できます!
元は取れるゲームだと思いますので、安く面白いゲームを探している人にはオススメです♪