がんばれゴエモン!からくり道中

 

ファミコン初の2メガを搭載ということで注目され、その世界観やシステムが好評を博して「コナミ」を代表するシリーズとなった『がんばれゴエモン』シリーズの第一作目になります。
歴史上に実在したという盗賊、「石川五右衛門」がモデルとなっています。
最期は処刑されてしまいますけど、困った人の味方という義賊として知られていますね。

 

 

ストーリーは、世直しのために日本南の肥後国から江戸までの8エリア(国)全部で104ステージを、各国を治める殿様に訴えるため駆け巡ります。
町や街道といった地上面・隠し通路がつながっている地下面・お金を払って入ることのできる3Dの秘密の地下迷宮と多彩なステージ構成になっています。

 

 

各エリアのクリア条件は通行手形を3つ手に入れることで、店で購入するか迷宮か地下で拾うかになります。
よろず屋で買うと次に購入する時に通行手形が倍の値段に跳ね上がりますので、地下や迷宮で集めるのが効率がいいでしょう。
とにかく、アイテムが必須のお金が大事なゲームなので。

 

 

システムは、玉手箱や壺などを飛び越える・もしくは密着してその場でジャンプすると、小判や招き猫やひょっとこなどのアイテムが飛び出します。隠し通路につながる階段も、ジャンプすることによって出現します。
基本はジャンプなのですが、敵や落下には十分に注意が必要になります。
『ライフがゼロになる』『穴に落ちる』『制限時間が0になる』のいずれかによって1ミスとなり、残機0でゲームオーバーです。
鎧や兜や傘といったアイテムで耐久力を上げて身を守ることもできるので、優先的に購入しておきたいです。
遠距離から攻撃できるパチンコも必須。
ライフゲージの最大値の上限は地下通路に落ちている「巻物」で、残機は迷路屋の3D迷路に落ちている大入り袋を拾うかフィールド上の隠れキャラを探し出して取ることで増加します。
ミスしても入手済みのアイテムは消滅しませんが、ミスする度に移動速度がリセットされ、所持金が半分になってしまいます。

 

 

後半になるにつれて構成が複雑化していき、現在位置を把握しづらくなるので、秘密の地下迷宮にある「地図」は絶対にとってください。
「印籠」は籠やから守ってくれ、「ひょっとこ」と「ぞうり」は、取るごとに走る速度とジャンプ力が最大3段階までアップしてくれます。
「ろうそく」は、一定時間だけ隠し通路の入り口が見えるようになりますが、これらは状況に応じて使うといいでしょう。

 

 

海や山のエリアなど、場所によっては慎重なジャンプアクションが必要になるのですが・・・操作性自体はシンプルなので、あまりテクニックは必要としないゲームです。
でも、後半に進むにつれてマップの構造や地形が複雑になり、敵の攻撃も激しくなるため難易度は高くなるので、パスワードやバックアップ機能がなかったのはファミコン版はキツいです。(レトロフリークのプレイなら、楽なのですが)
「ファミコンミニ」シリーズの1本として、セーブ機能ありでゲームボーイアドバンスに移植されて、2013年3月6日にはニンテンドー3DSのバーチャルコンソールで、2014年7月2日にはWii UのバーチャルコンソールでFC版が、2015年2月25日よりWii UのバーチャルコンソールでMSX版が、それぞれ配信されています。
これらにはセーブ機能がありますので、今なら安心してプレイができるでしょう♪
私も、当時のファミコン版はクリアできませんでしたので・・・。

 

 

裏技 コンティニュー

コントローラーのAボタンとBボタンを押しながら、スタートでコンティニュー。

 

裏技 地図が見れる

3Dの迷路の中で、印籠を持っている状態でABボタンを同時に押す。

 


カトちゃんケンちゃん

ドリフターズによる『?8時だよ!全員集合!』の後に放映された、テレビ番組『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』とのタイアップで製作された、PCエンジン初期のハドソンから発売されたタイトルです。
この番組内でやっていたビデオコーナーは、今でも主流でやっている視聴者投稿のビデオの先駆けでした。
志村けんさんは、コント以外にも才能があったんですね。
志村けんさんが亡くなられましたけど、高橋名人が思い出を綴っていたゲームです。
PCエンジンminiに、是非とも収録してほしいタイトルだったのですけど・・。

 

 

ゲーム内容は、当時番組内で人気のあった二人が探偵に扮してドラマ仕立て風のコントをする「探偵物語」をモチーフにされている横スクロールのアクションゲームです。
「スイカ人間」のエピソードは怖かったし、「大丈夫だぁ?」のフレーズが人気でした。
今作では、拐われた資産家の息子を救出するということになっています。
一人プレイ専用なので、スタート時にカトちゃんかケンちゃんかを選ぶことになるのですが、何故か選ばれなかった方が邪魔をしたり体力を回復してくれたり攻略ヒントをくれたりする役回りになります。
この時に、「だいじょぶだぁ〜」だの「バカ殿さま」だの、それぞれの持ちネタが使われています。ヤカンが落ちて来て頭を直撃!というのも、ドリフ世代には懐かしいネタです。

 

 

ちなみに、カトちゃんの方が操作しやすいです。
プレイヤーが操作するカトちゃんケンちゃんの顔グラフィックが完成度高く描かれていて、本人達によく似ているためか数々の演出がリアルに面白いです。
当時は、人気絶頂期のドリフの番組が「子供に見せたくない!」と何かと厳格なPTAのやり玉に挙げられていたことはよく知られています。
その理由の一つが「下品なネタ」なのですが、これはどの時代にもウンコやお尻探偵などの子供向けには見られる現象なので、そう批判されることは狙い通りだったのかもしれません。その直接的な「下品さ」はこのゲームにも大きな要素として含まれています。
とにかく「ウンコ」が出てくるので(笑)。空を飛ぶ鳥がフンを落としてくれば、何故か壁を壊しても出てくることも。さらには相棒キャラの「カトちゃん」「ケンちゃん」が行く先々で野グソ中で、それを蹴飛ばすとお尻丸出しで吹っ飛ぶとか(笑)。立ちションをしている光景もしばしば。

 

難点としては非常に難易度が高くて、ファミコン初代の『高橋名人の冒険島』のような難しさとして知られていますけど、良くも悪くも当時のハドソンゲームのアクションゲームという感じでしょうか。
知らないと進めないであろう場所が多数存在しますけど、敵や仕掛けのパターンをしっかり把握していけば、十分クリアできるバランスになっています。
決して運のような要素はなくて、しっかりプレイヤースキルを上げれば、無理ゲーではないバランスです。

 

 

有名人の肖像権のためか、バーチャルコンソールやPCエンジンアーカイブスには配信されていません。
そのため、海外版PCエンジンであるTurboGrafx-16版では、『J.J. & Jeff』という架空のキャラクターを使ったタイトルに変更されています。ゲーム内容はほぼ同一ですけど、表現規制の関係上か、オナラ攻撃はスプレー攻撃に変更されています。

 

PCエンジン miniには海外版である『J.J. & Jeff』が収録されています。

 

かなりの高難度であるため、アクションゲームが苦手なライトユーザーにはキビシイですが、演出はとにかく面白くて楽しめます♪
PCエンジンを語るなら一度はプレイすべき作品だと思います。

 

 

志村けんさんが、新型コロナ感染で令和2年29日午後11時10分に帰らぬ人になりました。70歳でした。
昭和の時代から令和の時代まで、たくさんの人達を笑いで包んでくれましたね。
映画やドラマにも出演が決まって、これから!という時でしたので非常に残念です。
当たり前に存在しているような方でしたけど、たくさんの人に愛されていました。
ご冥福をお祈りいたします。