コントローラー

ゲームコントローラーは、コンピュータゲーム用の入出力装置で、操作する意志をハードウェアであるゲーム機やPCなどに伝える役割を持ちます。
特に家庭用ゲーム機に代表される両手で持つタイプの物は「ゲームパッド」と呼ばれます。
コントローラを採用したゲーム機で有名なものが、1983年に発売された任天堂のファミリーコンピュータ（ファミコン）でしょう。
ゲームパッドは、「ジョイパッド」や「コントロールパッド」とも呼ばれ、家庭用ゲーム機のコントローラーからパソコンゲームまで楽しめるアイテムです。
振動機能に対応したモノや、複数のボタンをカスタムできる自由度の高いモノなどタイプはさまざま。
家庭用ゲーム機ではケーブルで繋ぐものが主流でしたが、2006年以降ではBluetoothによるワイヤレスコントローラが標準で用意されています。

携帯型ゲーム機では本体と一体となっているのが基本です。

ほとんどのコントローラは、方向入力機器または位置入力機器などと、いくつかのボタンを持ちます。
任天堂から発売されたニンテンドーDSでは、タッチパネルなどの表示機能と操作機能を合体させた操作部分を搭載します。
WiiのWiiリモコンは、テレビのリモコン状の細長い棒状のコントローラを片手に持つスタイルで、コントローラ自体の向きを変えたり動かしたりすることでゲームを操作します。
PlayStation MoveやKinectのようなカメラを使った操作では、拡張現実やバーチャルリアリティにも利用されることも。
特定ジャンル用にゲームの臨場感を高めるため、ゲーム内のキャラクターになりきったプレイが可能になる専用コントローラが存在します。
ガンシューティングゲームでは、ガンコントローラと呼ばれる銃型（光線銃）コントローラがあり、『電車でGO!』専用の運転席を再現したもの、『ダンスダンスレボリューション』専用のマットなど独特な物もありました。

 

方向入力は、8方向（または4方向）のON/OFFのみのデジタルと、連続値を入力できるアナログがあります。
パッドでは十字キーによるデジタルですが、それに加えアナログスティックを持つものも。

 

1〜12個程度のボタンがついています。
連射できるものも多いです。

 

手の感触を感知するタッチパネルがある。

 

ステアリングコントローラやパドルコントローラなどは、角度によって1次元の方向や位置を入力する。
ジャイロ機能をもつものも。