XBox エックスボックス
アメリカのWindowsで一大企業となったマイクロソフトから発売されていた初のゲーム機。
日本上陸は、2002年2月22日。
Xboxという名前の由来はAPIのDirectXが動く箱（BOX）とされている。
日本ではATARI以来の海外産ゲーム機として上陸した為、「黒船襲来」と言われていました。
ブロードバンド機能を標準搭載したゲーム機はXboxが初めてである。
販売台数は日本約50万台、北米約1600万台、欧州など約750万台の計2400万台。
特に海外はプレイステーション2には及ばなかったのですが、ゲームキューブを大きく上回って、トータルでもXboxが3ハード中2位に。
多くのマルチタイトルの他、国内の大手サードも大挙して参入し、その後は国内の家庭用ゲーム機の一角を担っています。
国内では当時日本人に馴染みの無い「洋ゲー」ばかりという印象と初期ロットのみに発生していたディスクに傷が付く問題が影響して、売上面で相当苦戦しました。
Xbox 360
2005年12月発売のMicrosoftのXbox後継。
マイクロソフトが開発したWii・PS3と並ぶ「第7世代」ゲームハードになります。
世界初のハイビジョン(HD, ハイデフィニション)対応家庭用ゲーム機として発売され、その高精細な画面の美しさにゲームファンの度肝を抜いたのでした。
360は日本語では「サンロクマル」と発音するのですが、英語では「スリーシックスティー」と発音する。
他の第7世代ゲーム機と同様にインターネット接続を前提としているのですが、オンラインサービスXbox Liveのサービスの充実度は飛び抜けていました。
Xboxの後継機に当たるのですが、ハードウェアの構成は全く異なります。
前世代のXbox同様にWindowsPCとの親和性は高かったです。
PCでも流用できるXbox 360用コントローラーは人気が高く、本体が一線を退いた後でも長年愛用している人が多い。
360には、360度すべての方向のエンターテイメントを届ける箱という意味が込められています。
特にオンラインコンテンツの充実が多い。
ゲームの追加要素であるDLCや、ランキング、オンライン対戦(有料)はもちろん、ゲーム本体のオンライン配信も多かったです。
2022年の時点では、日本国内において一番売れたXboxシリーズのハードで、米国ではPS3を抑えて1000万台を売り上げてWiiと市場を二分する人気ハードだったのです。
日本では売り上げ数が少ないわけではなかったのですが、PS3やWiiなどの他社ハードと比べると売れ行きは劣っている印象を持たれていて、先代機種のXbox程ではないもののマニア向け、海外ゲーム用ハードと認識されています。
一方でギャルゲーや縦横STGといったターゲットが狭いゲームではXboxが優先される事もあり、よりマニア向けハードと認識されている事もありました。
