隠れた名作!

PlayStation 3(プレイステーション3)

ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)より発売された「プレイステーション2」の後継機にあたる、据置型家庭用ゲーム機です。2006年11月11日発売。
現在、国内出荷完了しました。
BD-ROMメディア及びオンラインでの配信に対応しているゲーム機ですが、従来のDVD映像再生機能に加え、ブルーレイディスク映像も楽しめるなど、強力なメディアプレイヤー機能を有する多機能端末でもありました。
別売されているPS3専用地上デジタルチューナー“torne”を使うことで、PS3で地上デジタル放送を視聴したり、内蔵ハードディスクに番組を録画をすることもできるように。
2009年9月に軽量・省電力・省発熱化を果たし、内蔵HDDの容量増量、本体筐体デザインを一新した新型機(二代目筐体機)が登場。

 

主な機能

1.ハイビジョンテレビやHDディスプレイのHDMI、D5・D4端子の何れかにHDMIケーブルで接続すれば、高画質なハイビジョン映像でゲームプレイが可能。
2.PlayStation専用ソフトを全機種利用可能で、インターネットを経由した専用ソフト配信もあります。
3.PlayStation2の専用ソフトは初期型HDD20GBと60GBモデルを除いてはプレイ不可能で、対応機種ではPS2専用ソフトをアップコンバート(アップスケーリング)してプレイ可能になります。
4.インターネットに接続したPlayStation3を介してのアドホック・パーティー機能を使えば、離れたPSPユーザーとのPSP同士のアドホック通信の中継が可能で、モンスターハンターなどを遊ぶこともできたのです!
5.PlayStation4では不可となったCD再生が可能で、PS3のハードディスクに音楽を保存することも出来ます。
また、SONYのWALKMAN(ウォークマン)等に曲を転送することも出来るので、音楽の再生・保存・転送にパソコンではなくPS3を活用するのも良いでしょう。
6.セーブは、HDDで。

 

優れたゲーム機なのですが・・・

非常に極端な性能特性を持っていたので、PlayStation 3を充分に使いこなせるソフトウェアメーカーは限られていたらしくて、「侍道3」などは、PlayStation2のクオリティと評されていたほど。PlayStation2用ソフトのHDリマスター化においては、 十分なパフォーマンスが出ない問題が浮上しています。
『デビルメイクライ』は粗く、『ZONE OF THE ENDERS HD EDITION』においては、後に大幅に描画システムを変更したパッチ適用によって1080p/60fpsや高画質化が施されています。
発売当初は苦戦し、初回出荷台数は8万台とPlayStation2の98万台よりも少なく、PlayStation2の発売初週を大きく下回る結果でした。
また、同時期に発売された任天堂の「Wii」にも引き離され、長らく死守していた家庭用据え置き機のシェア首位を明け渡す事となるのです。
とはいえ、オンラインゲームが主流になる流れを作り、クオリティの高いゲーム作品の映像は現在でも違和感なくプレイできます。
PS3本体を所有していないユーザーが新たにPS3用ソフトをプレイするためには、クラウドゲーミングサービス「PS Now」を利用する必要があります、
隠れた名作も多く、ゲーム中古品はPS4の半分以下の値段で購入出来るのも魅力です!

PlayStation2

ソニー・コンピュータエンタテインメントより2000年3月4日に発売された家庭用ゲーム機。「プレイステーション」の後継機であり、上位互換機。
略称PS2、プレステ2。
20世紀最後の家庭用ゲーム機でもあります。
本体の縦置きと横置きの両方に対応した初のゲーム機で、当時はまだ珍しかったDVD-Video再生機能を標準で搭載しています。
プレイステーションのゲームもプレイできて、プレイステーション用メモリーカードのアクセスも可能です。
PS2はPSソフトをそのまま互換しているだけではなく、3Dテクスチャを補完する機能・読み込み高速化機能が付いており、初代PSよりきれいなグラフィックで読み込みも速く快適にプレイすることができました。

ソフト開発は初期の頃は困難を極めたようで、PS2発売から少し経ってから出た「ドラゴンクエストVII」など初代PSソフトに助けられました。

ただしPS用ゲームはPS2用メモリーカードへのアクセスはできない為、セーブにはPS用メモリカードが必要。
PS2用メモリーカード(容量8MB)にPSソフトのデータを移し、データバンクとしての使用も出来、セーブデータの容量表示もブロック単位からキロバイト単位に変更されました。
メディアの裏面はDVD-ROMは通常のDVDと同じ色ですが、CD-ROMは青色になっています。
現在はPlayStation BBはサービスが終了していますけど、ネットワーク接続機能として「BB Unit」という周辺機器が存在しました。
旧世代機であるプレイステーションと同様に頻繁に改良が行われていて、初期のSCPH-10000系と最終型のSCPH-90000系とでは内部構成など様々な部分が異なっています。
発売当時は専用DVDプレイヤー5万円以上と高価でしたが、PS2は単純なDVDプレーヤーとしても安価で、なおかつ3400タイトルを有する前世代機のPSソフトが楽しめるPS2がDVD市場をけん引して、一気にDVDの普及が進みました。これにより、DVDを一般に浸透させるのに多大な貢献をしたのです。
売上面に関しても先行発売していたセガのドリームキャストの売り上げを瞬く間に抜き去って、国内販売台数約2200万台、全世界累計販売台数は約1億5700万台を記録し第六世代据え置きゲーム機のトップシェアハードとなった名機です。
2006年11月11日にPS3が発売されたが(日本)、キラーソフト「ファイナルファンタジーXIII」が発売されるまでの約3年間はPS3の普及が芳しくなかったことなどから、そのころまでは現役ハードとして頑張っていました。2012年12月28日に製造を終了しました。

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