ニンテンドーDS

2004年に任天堂が発売した携帯型ゲーム機。
通常の液晶画面となる上画面に加えて、タッチパネル機能を持つ下画面で構成された2画面構成となっているのが特徴で、この2つの画面「Dual Screen」より、DSと名付けられました。
DSはゲームボーイアドバンスとは別系統の計画で制作されていて、ゲームボーイシリーズではないですが、新世代の任天堂の携帯ゲーム機として実質的な後継機となりました。
タッチパネル画面での操作を活かした直感的なゲームプレイが可能で、今までゲームをしていなかった世代にも受け入れられるほど革新的な機能でした。
タッチパネルの他にもマイクを搭載しており、こちらも声を認識させたり息を吹き掛けたりといった直感的な操作が可能。

 

それ故に、このタッチパネルによる操作を無意味に強いられるゲームもあったため、批判を浴びているものもあったようです。

カートリッジスロットが2種類あり、DS専用のソフトの他にゲームボーイアドバンス用のソフトも遊ぶことができるのですが、GBAの通信ケーブルを挿す所がないため通信はできません。
さらに、ゲーマー向けの複雑なゲームの場合でも、片方の画面にステータスなどの詳細情報を出しっぱなしにしながら閲覧ができて、タッチが可能な下画面を「可変式の操作パネル」として使うことで複雑なゲームでも効率よく直観的に操作できるようになるという恩恵がありました。

 

 

当時、それまで銀行ATMに使われていた程度だったタッチスクリーンを携帯端末に搭載するというアイデアは、ありとあらゆる電子機器の操作系全体に影響を及ぼし、携帯型ゲーム機の枠を超え携帯音楽プレイヤーや携帯電話(スマートフォン)などにも搭載されて業界標準となったほど。
アップル社のiPhoneやiPod touchが発売されるのは本機の発売から3年後の2007年のことで、紛れもなく時代を先取りしていた名機だったといえます。

ニンテンドーDS Lite

ニンテンドーDS Liteとは、2006年3月2日に任天堂から発売された携帯型ゲーム機。
「ライト」という名前ですが、廉価版ではなく、改良版となっています。
2004年に発売されたニンテンドーDSの上位モデルであり、2008年11月1日にはさらに上位モデルのニンテンドーDSiが発売されています。

 

基本的な機能はニンテンドーDSと同じですけど、DSに比べ画面が綺麗になっているのはもちろん、薄型・軽量化されており、DSより約57g軽量化されました。形状も四角いものとなり、以降のDSシリーズの基本形となっています。
タッチペンは太く、格段に使いやすくなっています。
タッチペンを使わないときの収納場所も改良されて、「脳トレ」のような本体を縦に持つゲームでも脱着しやすくなりました。
ゲームボーイアドバンスソフトを起動できる最後のハードで、またゲームボーイアドバンススロットを使用するDSソフトも存在するので、多数の上位互換機が発売された現在も手離せないというユーザーに人気があります。
任天堂の予想を上回る販売本数を記録していて、liteが発売された2006年の夏頃には初期DSが生産中止になって完全にシフトされました。
2017年4月30日、修理受付終了。

充電アダプターのコネクタがDS(GBASPと共用)やDSi(ニンテンドーWi-Fiアダプタならびに3DS以降と共用)と異なり互換性がない単独型なので注意が必要です。


ニンテンドーDSi

ニンテンドーDS、ニンテンドーDS Liteにつぐ、ニンテンドーDSの新機種で、Liteとの時とは違って、DSiは大幅に機能や仕様を変更したものとなっています。
カメラ機能やインターネットを通じた本体更新の機能など、単純にモデルチェンジというレベルではありませんでした。
2008年11月1日に発売。 名称の『i』には『私』『目(カメラ機能がついたから)』などの意味合いがあるとされているようです。
DSiでプレイできるソフトは、「ニンテンドーDS専用ソフト」「ニンテンドーDSi対応ソフト」「ニンテンドーDSi専用ソフト」「ニンテンドーDSiウェア」の4種類。
充電用のACアダプタはLiteから変更されましたが、このACアダプタは後の3DSシリーズとの互換性があります。
DSiから新たに導入された音楽再生機能で、音楽プレイヤー的役割を果たすことができ、SDメモリーカード内の音楽を再生することが可能。
再生可能なファイル形式は『.m4a』『.mp4』『.3gp』のAACファイル。.mp3形式のファイルは再生が不可能となっています。
2009年11月21日にDSiの新型機である「ニンテンドーDSi LL」が発売されています。

現在はニンテンドーDSiショップ、ニンテンドーWi-Fiコネクションのどちらもサービスが終了しているため、基本的にネットワークを利用した遊びは出来ないため、
通信機能はローカルでのマルチプレイぐらいしか使い道はなくなっています。

修理も2017年中にDSiLLと同時に受付を終了しています。
結果的に、LLを含めたDSiでニンテンドーDSシリーズの展開は幕を閉じ、DSシリーズの流れを受け継いだ後継機のニンテンドー3DSへとバトンタッチしています。