隠れた名作!

ゲームボーイアドバンス

ゲームボーイの名を冠した完全カラーで遊べる次世代後継機
99%以上の互換性があり、専用ソフトの他にゲームボーイやゲームボーイカラー用のソフトを使用することもできました。

ゲームボーイ・ゲームボーイカラー用ソフトで通信機能を使う場合、通信ケーブルは旧型のものを用意する必要がありました。

GBAケーブルという周辺機器を通して、ニンテンドーゲームキューブ用コントローラとして機能させることも可能で、ゲームボーイプレーヤーを接続した場合にGBA本体のみでプレイするのと同じ操作感覚でテレビ画面上でプレイすることも可能となる。

 

 

カートリッジ内のデータセーブは、バッテリーバックアップとカートリッジ内蔵フラッシュメモリ、更にはFRAMまで混在しています。
バッテリーバックアップは初期のゲームが多く、ほとんどはフラッシュメモリ内蔵ということ。

単三乾電池二本駆動であるが、取扱説明書においてアルカリ乾電池もしくは専用バッテリーパックの使用を推奨している。マンガン乾電池でも一応は駆動するが電池の消費が早くなってしまう。

 

スーパーファミコンのリメイク作が多数発売され好評を博しました。
小さくても、性能ははるかに上なのですが、画面の解像度はSFCの方が優れているために完全移植は難しかったらしく、搭載機能のこともあり、音質もSFCに劣るものが多かったそうです。
ゲームボーイカラーと比べるとはるかに高性能なハードでしたが、反射式液晶が暗いことについては評判が悪くて光源を気にしながらプレイすることが必要でした。
後に発売されたゲームボーイアドバンスSPは、後継機であるDSのように本体が折りたたみ式となっており、コンパクトに。
リチウムイオン充電池を採用、さらにフロントライト搭載により暗い場所でのプレイも可能。
ファミコン・スーパーファミコンのスクウェア・コナミ・ハドソンの名作ソフトやファミコンミニなど、中には「くにおくん」みたいにシリーズ作品がまるごと収録されているタイトルも。
若い世代が過去のゲーム作品を知るきっかけにもなったのでした。

 

ワンダースワン・ゲームギア・ネオジオポケット・PCエンジンGTと名だたるライバル機があったが、本機の登場で携帯ゲーム機の市場は任天堂の独り勝ちとなった。

 

 

仕様

任天堂が2001年に発売した、ゲームボーイおよびゲームボーイカラーの後継機。
ゲームボーイおよびゲームボーイカラーとの互換性があって、1台で3種類のハードのソフトを遊ぶ事ができました。
形状はそれ以前の縦型から横型になって、L・Rボタンが追加されています。
良作が揃った名機で、「ワンダースワン」や「ゲームギア」「ネオジオポケット」などのカラーの他機種もありましたけど、2000年代最初の5年までアドバンスを持っておけば間違いない!といえるほどの携帯ゲーム機でした。
後に、ゲームボーイアドバンスSP、ゲームボーイミクロ(ソフトはアドバンスのみ対応)といった、マイナーチェンジ版も発売されていて、さらにはゲームキューブの周辺機器「ゲームボーイプレーヤー」を使用することによって、テレビ画面でゲームボーイアドバンスソフトをプレイすることができます。
この頃から携帯ゲーム機のカラー表示が当たり前のようになってきました。

 

 

カートリッジ内のデータセーブは、前期はバッテリーバックアップで中期以降はカートリッジ内蔵フラッシュメモリ、更にはFRAMまで混在しているようです。(DS以降はフラッシュメモリへのセーブに統一しています)
また、任天堂の次世代携帯ゲーム機であるニンテンドーDS、ニンテンドーDS Liteとも互換性があって、DSでゲームボーイアドバンスのソフトを遊べます(当然、画面も綺麗で遊びやすい)。
ゲームボーイカラーと同様に、単三乾電池二本での駆動ですけど、取扱説明書においてアルカリ乾電池もしくは専用バッテリーパックの使用を推奨しています。スーパーファミコンのリメイク作が多数発売されたこともあって、 「携帯型のスーパーファミコン」的なイメージがありますけど、発売時期が十年以上違うので当たり前ですが、GBAの方がはるかに性能は凌駕しています。
ただ、スーパーファミコンより表示画素数(解像度)は若干少なくて、X・Yボタンに相当するボタンもないために、そのまま移植されたソフトは本来のゲーム画面の範囲に入りきらないために、操作系も完全に再現することはできませんでした。

ゲームボーイ・ゲームボーイカラー用ソフトで通信機能を使う場合は、通信ケーブルは旧型のものを用意しなければなりません。

ラストエトワール