ファイアーエムブレム

ファイアーエムブレム

名作と思うゲームを機種やジャンルを問わず紹介していきます
スマホ版、牧場物語?!

ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡

 

 

 

 

 

『FE』の据え置き家庭用ゲームとしては、SFC以来の作品。
9作目となるが、グラフィック面で大幅にパワーアップ!
色んな意味で、貴重な作品。

 

 

ストーリー
傭兵団の団長である父親の「グレイル」に憧れ、日夜修行に明け暮れる青年「アイク」。
見習いとして団の一員として加わり、母の形見を持つ妹の「ミスト」に心配をかけるアイクだったが、グレイルには時期団長として期待されていた。
ある日、アイクは自国の「クレミア」が隣国「デイン」に襲われ侵略を受けているのを知る。
任務の途中で、クレミア王家に縁のある女性を助けるアイク。
「エリンシア」と名乗るその女性は、今までその存在を隠されていたクレミアの姫だった。
彼女を助ける決断をしたグレイル傭兵団は、追っ手の手を逃れるために友好国の「ガリア」に逃げ延びる道を選ぶ。
だが、その途中でデインの「四駿」の将軍の手にかかり、グレイルが命を落としてしまう。
失意の中、グレイルの意志を継いで自ら団長として名乗りを上げるアイク。
未熟ながらも不思議と人を惹き付ける魅力のあるアイクは、獣人の「ラグズ」と宗主国の「ベグニオン」の信頼を得ていくことに成功する。
ベグニオンから軍を預かり、クレミア軍の将軍となったアイクは、仲間を増やして次々とデインの軍を打ち破っていく。
神騎将と謳われた父と、呪歌を授かった母親をもつアイクとミスト。
この両親の存在が、やがて一連の出来事の謎を解き明かす鍵となるのだった。
メダリオンを奪い「邪神復活」を目論むデインの狂王「アシュナード」。
アイクはアシュナードを倒し、クリミアの再興を導くことができるのか?!

 

 

感想
因縁のある「ティアリングサーガ」との同時期の発売ですけど、コチラのほうが評価は上みたいです。
難易度設定はありますけど、闘技場がなくなり資金とレベル上げに苦労するので・・初心者には難易度が高いかもしれません。
世界観もよく作られているのですが、今作だけで全ての謎が解けるわけではないので、少し疑問も残ります。
しかし、一介の傭兵団の団長が一軍の将軍となり「英雄」となっていくサクセスストーリーは本能的に遊ぶ者を魅了します!
戦争の悲惨さや種族の差別問題というテーマも、主人公を通して考えることができました。
何よりも戦闘シーンの迫力が増し、臨場感のあるものになったのが◎です。 続編「暁の女神」がWiiで発売されていて、そこで物語は完結するのですが・・・そのために、「蒼炎の軌跡」は絶対にプレイすることをお勧めします。
ハードがゲームキューブということもあり、入手は困難です。
「暁の女神」で初めて遊んだ人が買い求める状況で、中古でも販売価格は高額かもしれません。
そこのところを考えて、バーチャルコンソール対応か「蒼炎の軌跡」のWii版を作ってほしいものです。
メーカー:任天堂
ジャンル:シミュレーションRPG
ストーリー:★★★☆☆
システム:★★★☆☆
評価:★★★★☆


ファイアーエムブレム 暁の女神

 

 

 

 

 

 

ゲームキューブで発売された『蒼炎の軌跡』の続編。
『蒼炎の軌跡』のキャラも引き続き登場し、前作のデーターも読み込める。
前作で明かされなかった数々の謎が、解き明かせる!

 

 

ストーリー
狂王アシュナードが倒され、「クレミア」は「デイン」の支配から解放された。
しかし、戦争に勝利したクリミアは敗戦国デインの支配権を放棄、デインは宗主国ベグニオンによる統治となる。
ベグニオンの元老員は、神使サナキの分からぬようにデイン国民から略奪の限りを尽くし私服を肥やしていた。
そんな中、「暁の団」と呼ばれる義賊が民衆を救い、リーダーの「銀髪の乙女」が数々の奇跡を起こすと噂されるようになる。
暁の団のリーダー「ミカヤ」には、生まれつき先を見据える予知の能力と傷ついた者を癒すことができる不思議な能力があった。
神憑り的な作戦で次々と戦いを勝利に収めるミカヤを、民衆は次第に英雄視するようになる。
前王アシュナードの遺児「ペレアス」を見つけると反乱軍を結成、ついにはベグニオンの駐留軍をも撃破する。
再びデインが独立した頃、過去の確執により「ガリア」「フェニキス」「キルヴァス」が連合を組んで、ベグニオンに押し寄せるという事態が起こる。
セリノスの虐殺が、ベグニオンの元老員によって仕組まれたことが明らかになったためである。
連合を組む「ラグズ連合」の中には、前戦争の英雄「アイク」率いる「グレイル傭兵団」の姿もあった。
元老員の陰謀により、神使サナキと宰相セフェランの拘束され、これによりベグニオンは徹底抗戦の構えとなり全面戦争に突入する。
やがてデインもベグニオン側に参入し、大陸全土を巻き込む戦乱となる。
再び蒼い光を発するメダリオン!!
運命に翻弄される「暁の巫女」ミカヤと自らの信じる道を進む「蒼炎の英雄」アイク。
果たして、戦乱を鎮めて邪神の復活を阻止できるのか?!

 

 

感想
Wiiで発売された前作『蒼炎の軌跡』の正当な続編です。
前作で謎とされていた部分が明らかになり、物語は今作で完結となります。
前作のキャラクターもほとんど登場し、成長した姿を楽しむことができます。
問題は、新キャラも増えて人数が増えたことです。
ミカヤ・エリンシア・アイクと操作するキャラクターが目まぐるしく変わるので、率いるメンバーを均一に育てないと先に進むのは難しいかもしれません。
獲得経験値は前作より多めなので、レベル上げは楽になりましたけど・・実力差があるとキツイです。
その割りに、最終章で選抜できるメンバーは10人と少ないのが残念かなぁ。
最上位職にクラスチェンジできるのも10人弱なので、メインで使うキャラはよく考えましょう。
内容的には、壮大な物語を楽しむことができますけど・・本当の面白さを体感するのなら前作のプレイは必須です。
Wiiならではの機能と前作であった支援会話が充実していれば、もっと評価のいい作品になるのですが・・・。
あと、真のエンディングを見ようと思ったら、2周目のプレイをする必要があります。
エルランの復活とペレアスの生存が条件なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね☆


ラストエトワール