な行

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名作と思うゲームを機種やジャンルを問わず紹介していきます
スマホ版、牧場物語?!

謎の村雨城

 

 

 

 

 

ファミリーコンピューターのディスクシステム専用ソフトとして、任天堂よりリリースされています。
ゲームボーイアドバンスに移植されるまでは、続編も出ず移植もされなかったタイトルでした。
その後は、3DS・wiiU・wiiのバーチャルコンソールで遊べるようになりました。

 

 

 

江戸時代の徳川が築いた謎多き村雨城。
そこには、巨大なムラサメという石像が祀られていました。
ある嵐の夜に謎の飛来物が村雨城に落下し、ムラサメの像に直撃、それ以降というもの城内から不気味な声が響き渡るようにようになる。
不穏な動きを察知した幕府は、剣術指南役の鷹丸に事態の調査を命じる。
・・というのが、ストーリーです。

 

 

初代ゼルダの伝説と同じようなシステムで、画面切り替え型のトップビューで構成されています。
舞台は江戸時代で、和風ゼルダという表現をされることも。
コチラは会話や謎解きなどは一切ないのですが、純粋なアクションゲームとなっているので、難易度は高めです。

 

 

ステージ順は、青雨城・赤雨城・緑雨城・桃雨城・村雨城の5つの城で構成されていて、村雨城以外の4つの城は道中アリアと城内アリアとに分かれています。4つの城の道中アリアではゴールに到達すればクリアとなり、城内ステージではボスを倒して出現する各色の玉を取得すればステージクリアとなります。

 

 

武器は刀による斬撃で、飛び道具は小柄、風車剣、火炎の3種類。
風車剣と火炎には斬撃による衝撃波で、使用回数制限があって敵を倒したときに出てくることがある白い巻物を取ると使用回数が10増えます(255が上限)。 アイテムを取ることによってパワーアップしていきます。
刀はリーチは短いが使用制限はなく、敵の飛び道具の一部を弾き返すことができまする。ザコ敵はほぼ一撃で倒せますが、ボスには通用しません。

 

 

Bボタンで術を使うことができ、回数制。稲妻や回避の術などを使うことができます。
透明の術で見えない間はダメージを受けないですが、飛び道具が使えなくなるというデメリットも。
アイテムの位置や出現条件は決まっているので、覚えゲーといえるでしょう。

 

 

自分なりに最短ルートを確立すれば、最小限の労力で攻略も可能です。
とにかく鷹丸が弱いので、まずは敵の手裏剣攻撃を捌き、爆弾などを回避できるようになると楽になると思います。
慣れるまでは難しいゲームですが、マップとアイテムの位置さえ覚えてしまえば無理ゲーではありません。

 

 

最終ステージである村雨城の最奥に潜むラスボスを倒せばゲームクリアとなりますけど、エンディングの後に昔のファミコンではお約束の、2周、3周目…と続いていく展開に。

 

 

ゼルダやメトロイドなど、任天堂のディスクシステムのタイトルは後にシリーズ化するほどの人気を誇るのですが、謎の村雨城は地味な印象があります。
とはいえ、雰囲気はいいゲームで、wii版の戦国無双とコラボしたことも。
ファミコン探偵倶楽部でさえ、リメイクされているくらいですから、3Dアクションにするなどしてフルリメイクすると面白いかもしれませんね。

 


忍者クルセイダース龍牙

 

 

 

 

 

 

宇宙より飛来したエイリアンから地球を守るため立ち上がった二人の忍者若者『龍牙』と『虎咆(コッホ)』。
ライフ制ではなく、当たると一撃で死んでしまうシステム。
操作性はわるくないけど、ファミコン後期の作品ながら・・・全体的に地味です。
オープニング・エンディングの演出もなければ、他の忍者ゲーらしく壁に張り付いたりなどのアクションもない…特徴のないゲームです。

 

 

アイテムをとれば、手裏剣、鎖鎌、槍、剣に持ち変える事が出来ます。
手裏剣、鎖鎌はリーチは長いけど攻撃力が弱い。
一方、槍と剣はリーチは短いが攻撃力は絶大。
と一長一短あるので、地形や状況によって対応すると有利に進めることができるようになってます。

 

 

また、武器毎に攻撃ボタンを長押しする事によって4体の聖魔獣に変身が可能。
槍なら『鷹』に変身して、飛行できます。攻撃は出来ないし、移動操作にクセがありますが・・・空を飛べるので障害物や敵を避けて進めます。
これで進めるのが、ベストな武器です。
鎖鎌はサソリに変身して、水中では無類の強さを誇りますが・・・陸地では役に立たないので使う場所が限られるでしょう。
剣使用時に変身する龍は、飛行可能で障害物をすり抜け遠距離攻撃も強力で、しかも無敵という最強の聖魔獣ですが・・・制限時間があって一度しか変身出来ないうえに、変身が解けると武器も手裏剣に戻ってしまうというデメリットがあります。
剣の威力も魅力でラスボス戦も余裕ですけど、そこに到達するまでの道中が難しい。
手裏剣の虎は、ジャンプ力も攻撃力もそこそこで、敵の攻撃が当たらない前傾姿勢なので一番使いやすいかもしれません。
ラスボス戦は変身するとザコ敵が出現するトラップがあるので、覚えておいてください。

 

 

 

基本は覚えゲーで、一部の敵の弾は速く壁も貫通してくるので撃たれる前に倒すのがセオリー。
出現場所も決まっているので、引き返したりすると再出現するので注意してください。

 

 

死ぬとステージ最初に場面を戻されるますけど、コンテニューは無限です。
同じ武器をとるこによって1UPします。

 

 

全体的にシンプルなシステムですけど、二人同時プレイ可能です。
二人だと、武器を温存しての攻略も可能になるので(独りはとにかく先に進める)かなり楽になります。
ちょっとした暇つぶしには、楽しめるゲームかもしれません。

 


熱血高校ドッジボール部 サッカー編

テクノスジャパンより1990年5月18日に発売されたファミリーコンピュータ用ゲームソフト。
くにおくんシリーズの第4作目になります。

 

 

正義の不良だったくにおは、生来の運動神経の良さを請われ、各部活の助っ人として活躍することに。
サッカー編は、食中毒になった全国大会を控えていた熱血高校サッカー部の部員の代わりにドッチボール部の面々がサッカーの大会に出場をして優勝を目指すという展開。
当初は部員たちはやる気がなかったのですが、サッカー部のマネージャーの「みさこ」の○○○○を条件に、全国大会優勝を目指すことに。
題名こそドッジボール部ですが、ジャンルは純粋なサッカーゲームる。
メインモードにあたる、「トーナメントモード」ではサッカー部に代わってトーナメントを勝ち抜いて全国大会優勝を目指すのが目的。
特定の試合に勝つ事で少しずつサッカー部員が復帰していって、選手として合流する形となっている。

サッカー部員は本業だけあって、能力が高く、後半になるにつれてサッカー部員に頼る事が多くなります。

 

 

ルール

現実のサッカーとは異なり、1チーム6人で構成されます。
プレイヤーはMFを操作。(2人プレイ時はFWに)
試合時間は01:30の前後半戦となり、ロスタイムはありません

PKも存在せず、同点のまま試合を終えた場合、プレイヤーチームの負けとして扱われます。

もちろん、オフサイド等もありません。
従来のサッカーのルールに加え、ボールを持っている相手に過激なタックルやスライディングをすることが可能。
とはいえ、ルールの範疇であるために反則カードをきられることはありません。
コートは6種類で、滑りやすい氷のコートや、つまづいて転んでしまうつまずき石、シュートが転がらない砂のコート等が存在します。

 

 

システム

試合前に作戦会議が行われ、非操作キャラは作戦に従って動きます
プレイヤーがボールを持っていない時はABボタンで、ボールの近くにいる選手に指示を出せます
味方がボールを持っている時はパスかシュート、敵がボールを持っている時はタックルかスベレ(スライディング)を指示して守ることに。
指示に従うときは「OK」のサインが返ってきて、状況次第では「ムリ」と出て指示が無効になる事も。

 

 

相手チームは特定の選手、自軍の選手はドリブルをした歩数で全員必殺シュートを放つことができます。
いずれも相手を吹っ飛ばすほど強力で、変則な動きをしたりオーバーヘッドキックやダイビングヘッドでも発動できるので便利です♪

 

 

コンティニューせずにゲームオーバーになると、中断用のパスワードで保存できます。

 

 

良作のサッカーゲーム

サッカー編は、シリーズの中でも様々なアレンジや続編があります。
本作のアレンジである『熱血高校ドッジボール部 PCサッカー編(PCE)』『熱血高校ドッジボール部 MDサッカー編(MD)』はグラフィックやサウンドを強化して、またそれぞれのハードで追加チームが存在するなどのパワーアップを遂げています。
続編として『熱血高校サッカー部 ワールドカップ編(GB)』と『熱血サッカーリーグ(FC)』が存在。
『熱血サッカーリーグ』では本作で戦った敵チームのキャプテン達を率いて全日本として世界に挑む内容となっていて、様々なアクションや要素が追加され、よりサッカーゲームとしての完成度が上がった良作となっています。
ドッジボールに続き、簡単な操作で爽快感のあるスポーツゲームとして仕上がっている名作。

信長の野望シリーズ

 

 

 

 

 

 

 

1983年3月30日に株式会社光栄マイコンシステム(後に「光栄」→「コーエー」→「コーエーテクモゲームス」と社名変更)が発売した『信長の野望』を第1作とし、現在も新作が作られ続けている日本の戦国時代を舞台としている歴史シミュレーションゲームシリーズです。
本作により、日本のゲーム市場において「歴史シミュレーション」というゲームジャンルが確立されたパイオニア的なゲーム。
プロデューサーはシブサワ・コウ。同社の三國志シリーズとともに多くの作品があり、携帯電話アプリへの移植も行われています。
ゲーム性もさることながら、迫力ある演出やBGMも人気。
全作品が家庭用ゲーム機や携帯型ゲーム機に移植されています。
本シリーズの特徴は、続編のタイトル名に2,3,4…などの数字が付かないという点が挙げられます(同社が発売している「三國志シリーズ」では数字が付きます)。

 

 

プレイヤーは大名家を一つ(勢力を一つ)選んでプレイしていき、ライバルとなる他大名との戦いや駆け引きを制して天下統一を果たすことを目標としています。「信長の野望」というシリーズ名ですが、信長以外の大名でもプレイできます。織田信長が天下を統一するという史実と異なる、いわゆる「歴史のif」を自ら作って体験したり、あるいは信長になりきって彼がたどった天下統一の道のりを追体験したりと、歴史好きにはたまらない魅力を持ったゲームシリーズ。
登場するのは基本的に実在の武将ばかりですが、彼らの能力値や寿命を変えることが出来る作品も。

信長が「本能寺の変」で没した1582年よりあとの年代のシナリオ、史実では江戸時代である1603年よりあとの年代のシナリオ、そして、世代を越えて武将たちが集結する仮想シナリオもあります。

 

 

シリーズごとにシステムが異なり、作品によっては当たり外れがあるとされていますけど、全体的な評価は高くて、名実ともに「三國志」とコーエーの看板タイトルとなりました。
コーエーといえば「歴史ゲーム」が“代名詞”ですが、水滸伝・幕末・太平洋戦争など、さまざまな歴史ゲームを世に送り出してきましたけど、いまだに出ているのは「信長の野望」と「三國志」シリーズだけになります。その答えはシンプルで、単純に面白いから。
戦国をテーマにしているからか、NHKの大河ドラマでその時その時話題となった武将はその時発売された作品ではパラメータを優遇したと噂されるほど盛り上がります。
歴史やシミュレーションゲームが好きなら、一度は手にしてほしい作品です。


ラストエトワール