ら行

ら行

名作と思うゲームを機種やジャンルを問わず紹介していきます
スマホ版、牧場物語?!

raf WORLD 【ラフ ワールド】

 

 

 

 

 

 

 

発売はサンソフトで、製作は東海エンジニアリング
ガンで敵を倒し、各種アイテムを取ってパワーアップしながら進む、ライフ制の横スクロールアクションゲームになります。
全5ステージとボリュームは少なめなのですが、なかなか高難易度のアクションゲームです。
ファミコン後期のサンソフト作品らしく、作り込みがは丁寧な名作として知られています。

 

 

ストーリー


宇宙暦0373年――地球の人口は膨大に膨れあがり、もはや人類は地球だけでは生活できなくなっていた。――そして、人は宇宙に新天地を求めた。
ジェイ(JAY.Mc CRAY)の父は有能な技術者であり、現在はシリウス星系のコロニー開発計画『シリウス・プロジェクト』のスタッフとして働いていた。
しかし、『シリウス・プロジェクト』は実験中に研究所周辺をも巻き込む、大爆発をおこす。
この事故で、ジェイは唯一の肉親である父を失い、また開発データのすべてを失った『シリウス・プロジェクト』も、中止へと追い込まれていく。
だが、ジェイは父の書斎から一枚のディスクを発見した。そのディスクにはコロニー開発の為の全データと、そして、最後には父の言葉が…
「シリウス・プロジェクトを何者かが阻止しようとしている。ジェイ。もし私に何かあったときは頼む、私の後をつぎコロニーを完成させてくれ!!」父は自分の死を予感していた!?
しかし、プロジェクトの失敗をもくろむ奴らが再び動きだした!
コロニーを完成させるためには奴らと戦うしかない。ジェイは父のかたきを討ち、『シリウス・プロジェクト』を成功させる為に今、敵地へと乗り込んだ!!

 

 

紆余曲折のあった開発経緯

当初、1984年の映画『ターミネーター』第1作のファミコンゲーム化として開発されていたそうなのですが、ゲームの内容が原作映画のプロットに沿っていないとして、サンソフトはライセンスを取り消されてしまいました

米国サンソフトが1988年にライセンスを取得し、アーノルド・シュワルツェネッガーの写真を取り込んだタイトル画面や、実際のゲーム画面も公開されているという事実があります。

結局、そこからカットシーンやタイトル等を差し替え、本作はオリジナル作品『ラフワールド』として発売されたとか。
『ラフ』のスペルは、裏技で表示できるオプション画面では『ROUGH』となっているのですが、『ワールド』は後から急遽、追加された可能性が高いと考察されています。

 

 

システム

武器選択システムで、中ボスを倒すと新たに武器が順次追加されていきます。
ハンドガン以外の武器は、使用のたびエネルギーが減少します。

本作はライフ回復アイテムがランダムの上、ほとんど出現しないので、基本的にステージクリア時に全快する以外、回復の機会はないと考えた方がいいでしょう。

敵の配置・攻撃・すべてが計算されているので、使用する武器の持ち替えが攻略の鍵になります。
このため、多少歯ごたえはあるものの遊びやすい難易度になっています。
コンティニューは3回あって、それ以降はゲームオーバーでタイトル画面に戻ります。

 

 

最高とまで言われるほどのミュージック!

一見すると地味な地味なゲームなのですが、本作を知る人の評価として知られているのが、「BGMが素晴らしい」ということです。
曲自体のカッコよさもさることながら、音の抜けの良さや厚みから、とてもファミコンの音源とは思えないクオリティは思えないほど。
音楽については、ファミコン最高峰のBGMと言っても過言ではないでしょう!
アクションゲームとしても、シンプルながら硬派アクションゲーマーを熱くさせる作りで、非常に丁寧なゲームバランスとして設計されていることから、入念にパターンを構築していけば驚くほどスムーズな進行も可能になっています。
ソフトはプレミア価格となっていて、バーチャルコンソールなどの配信もなかったのですが、2020年5月にNintendo Switch Onlineでの配信が決定されました!
この機会に、是非ともプレイしていただきたい作品です♪。


ロックマン

カプコンから1987年12月に発売されたファミリーコンピュータ向けアクションゲーム。
海外名はMegaman。
主人公のロックマンを操り、敵のロボットを倒していくことが目的。カプコンの看板タイトルの一つで、その人気は日本だけでなく世界中で人気になり海外では何度かアニメ化までされるほどです。

 

 

ゲームの特徴

ゲームをスタートすると、ステージセレクトや特殊武器を切り替える事によって敵の弱点を突くことができるなど、当時のアクションゲームとしては画期的なシステムでした。
ファミリーコンピュータで発売されたのが始まりですが、続編や派生シリーズが様々なゲーム機で発売されています。
派生作品に「ロックマンX」「ロックマンDASH」「ロックマンゼロ」「ロックマンエグゼ」「ロックマンZX」「流星のロックマン」などがあります。

時系列はロボット工学が発達した世界とネットワーク工学が発達した世界で大きく2つに分かれており、カプコンが公式に繋がりを明言しているのは、
『ロックマン』→(約100年後)→『ロックマンX』→(数千年後)→『ロックマンDASH』
『ロックマンエグゼ』→(約200年後)→『流星のロックマン』

 

 

本格アクションゲーム

コテコテの横スクロールアクションで、ジャンプ、ロックバスター、スライディング(3から)、チャージショット(4から)、ダブルギア(11のみ)等を使ってステージをクリアしていき、最後に待ち構えているボスを倒すとステージクリアとなります。
最大の特徴は「倒した相手の武器を手に入れて特殊武器としてプレイヤーが使うことができる」という点で、8体(初代は6体)いるボスを倒す度に、それぞれのボスの使用していた特殊武器を使用できるようになります。
それぞれの特殊武器にはそれを弱点とするボスがいて、弱点はボス達の中でじゃんけんのようにループしているために、入手した特殊武器を使うことでゲームを容易に攻略できるようになり、アクションが苦手なプレイヤーでも気軽にプレイすることができます。

ただし3など、そのじゃんけんループが二つに分かれている作品もあります。

 

 

アクションゲームの名作

個性的なキャラクターと、攻略の自由度の高さや歯ごたえのある絶妙なバランスが人気となり、これまでに130以上の作品が制作され、数多くのシリーズが誕生しました。
他、E缶、ラッシュなどのサポートキャラクター、ワイリーマシンやジャンピング土下座等、シリーズ恒例となっている物も数多くあります。
2作目からはセーブ機能がありますけど、どのシリーズも難易度は高いです。しかし、アクションゲームとしての完成度はどのシリーズも高くて楽しめる出来です。

ラストエトワール