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名作と思うゲームを機種やジャンルを問わず紹介していきます
スマホ版、牧場物語?!

信長の野望シリーズ

 

 

 

 

 

 

 

1983年3月30日に株式会社光栄マイコンシステム(後に「光栄」→「コーエー」→「コーエーテクモゲームス」と社名変更)が発売した『信長の野望』を第1作とし、現在も新作が作られ続けている日本の戦国時代を舞台としている歴史シミュレーションゲームシリーズです。
本作により、日本のゲーム市場において「歴史シミュレーション」というゲームジャンルが確立されたパイオニア的なゲーム。
プロデューサーはシブサワ・コウ。同社の三國志シリーズとともに多くの作品があり、携帯電話アプリへの移植も行われています。
ゲーム性もさることながら、迫力ある演出やBGMも人気。
全作品が家庭用ゲーム機や携帯型ゲーム機に移植されています。
本シリーズの特徴は、続編のタイトル名に2,3,4…などの数字が付かないという点が挙げられます(同社が発売している「三國志シリーズ」では数字が付きます)。

 

 

プレイヤーは大名家を一つ(勢力を一つ)選んでプレイしていき、ライバルとなる他大名との戦いや駆け引きを制して天下統一を果たすことを目標としています。「信長の野望」というシリーズ名ですが、信長以外の大名でもプレイできます。織田信長が天下を統一するという史実と異なる、いわゆる「歴史のif」を自ら作って体験したり、あるいは信長になりきって彼がたどった天下統一の道のりを追体験したりと、歴史好きにはたまらない魅力を持ったゲームシリーズ。
登場するのは基本的に実在の武将ばかりですが、彼らの能力値や寿命を変えることが出来る作品も。

信長が「本能寺の変」で没した1582年よりあとの年代のシナリオ、史実では江戸時代である1603年よりあとの年代のシナリオ、そして、世代を越えて武将たちが集結する仮想シナリオもあります。

 

 

シリーズごとにシステムが異なり、作品によっては当たり外れがあるとされていますけど、全体的な評価は高くて、名実ともに「三國志」とコーエーの看板タイトルとなりました。
コーエーといえば「歴史ゲーム」が“代名詞”ですが、水滸伝・幕末・太平洋戦争など、さまざまな歴史ゲームを世に送り出してきましたけど、いまだに出ているのは「信長の野望」と「三國志」シリーズだけになります。その答えはシンプルで、単純に面白いから。
戦国をテーマにしているからか、NHKの大河ドラマでその時その時話題となった武将はその時発売された作品ではパラメータを優遇したと噂されるほど盛り上がります。
歴史やシミュレーションゲームが好きなら、一度は手にしてほしい作品です。


ラストエトワール