メガドライブ

メガドライブ

名作と思うゲームを機種やジャンルを問わず紹介していきます
スマホ版、牧場物語?!

メガドライブ

1988年に発売されたセガの家庭用ゲーム機。
家庭用ゲーム機として他社に先駆けて16ビットCPUを搭載。一時期は北米シェアでナンバー1になるなど、セガハード史上最も普及した名機。
16ビット機として任天堂のスーパーファミコンより2年先行して発売した。アーケード基板やMC68000を家庭用ゲーム機として初めて搭載し、プロセッサ性能としてはスーパーファミコンを上回る。
メガCDと合体させることによりCD-ROMのソフトも遊ぶことが可能で、北米ではジェネシスという名前で発売され、海外市場では欧米人好みのアクション、シューティング、レーシング、スポーツゲーム等が豊富だったこともありSNES(海外版スーパーファミコン)を上回るほどの人気だった。
セガがアーケードゲームの大手だったこともあり、競合する他社が参入に乗り気じゃなかったとも言われるが、RPGタイトルの不足でスーパーファミコンやPCエンジンに苦戦を強いられることになる。
シューティングや横スクロールアクションゲームのラインナップがユーザに人気があり、セガで最も売れたハード。

 

 

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SC-3000(エスシーサンゼン)

本体一体型のキーボードを使用し、簡単なプログラムが組める「ゲームパソコン」。
日本国内では1983年7月15日3]にセガが発売し、海外ではOEM販売されていました。
メーカー希望小売価格は29,800円。
専用のモニタがなくても家庭用のテレビに接続してパソコンとして使用でき、専用のカートリッジを挿せばゲームも楽しむことができたのでした。
また、プリンタやデータレコーダなど豊富な周辺機器(別売)と接続することで、さまざまなシステムアップを図ることができたスグレモノ。
本機はシステムプログラムが別売であるため、単体ではシステムとして使用できない反面、高価だったROMとRAMを本体から切り離すことによって、同年11月発売のMSXと同等の性能で29,800円という当時のゲームパソコンよりも数万円安い低価格を実現。
PC用ディスプレイは不要で家庭用のテレビに接続してパソコンとして利用できるだけでなく、専用ソフトを挿入すればゲームが楽しめるところもセールスポイント。また購入する言語によって、メモリ容量や、仕様を選択できるという利点も。
当時のゲームパソコンは高価なものが多く、29800円という価格はかなり破格だったのです。
本体カラーは3色のバリエーションがあり、キーボードなどに改善を加えたSC-3000Hも発売された。
ちなみにSCはSEGA COMPUTERの略。

 

 

SG-1000

SC-3000をゲームに特化させたマシン。
セガの家庭用ゲーム機第1号。
日本では1983年7月15日にセガが販売し、海外ではOEM販売されました。
同社の「ゲームパソコン」SC-3000からキーボードを切り離し価格を抑えることに成功したゲーム専用機。
任天堂のファミリーコンピュータに対抗すべく開発されたマシンとして知られていて、キーボードを取っ払い、価格をSC-3000のほぼ半額の15000円に抑えているのが凄いところ。

ファミコンの14800円という価格を見据えてのものだと思われました。

よりゲームに特化し、シンプルな回路で構成。
CPUは8ビットで、当時のパソコンMSXと同程度のものを採用。
アーケードで実績のあるセガが家庭用ハードを発売するということもあり、流行に敏感なゲームファンは大いに注目されていました。
1983年7月15日は、任天堂からファミリーコンピュータが発売された日でもあって、この1983年という年から日本におけるゲーム機の発売ラッシュが始まったのでした。
ゲーム機戦争”などと称された販売競争は、SC-3000SG-1000の投入によってより勢いを増していくことに。
ゲームはセガから発売された専用カートリッジの他に、ツクダオリジナルのオセロマルチビジョン用のカートリッジでも遊ぶことができました。
『サファリハンティング』や『フリッキー』、『モナコGP』、『コンゴボンゴ』、『ジッピーレース』などの人気アーケード作品が移植されていたのがSC-3000/SG-1000の大きな魅力でした。
以降、セガは家庭用ゲーム機のハードメーカーとして活躍していくこととなるのでした。

セガ・マークIII

1985年10月に発売された、セガのSG-1000シリーズ(SG-1000II、SC-3000等)の上位互換機。
独自に開発したカスタムチップを搭載することで、従来のマシンと互換性を保ちつつグラフィック機能を大幅に強化。
カードキャッチャを標準装備されていました。

2年前に発売されたファミリーコンピュータ(ファミコン)に、大ヒットとなる「スーパーマリオブラザーズ」がリリースされた直後の発売となった。
1985年10月のマークIIIの登場によって、ファミコンに比肩する性能をもつ家庭用ゲーム機を市場に投入する形となったのです。

マイカードマークVやゴールドカートリッジだけでなく、SC/SGシリーズのソフトでも遊ぶことができたのが特徴。
周辺機器にはFMサウンドユニット、テレビおえかき、テレコンパックなどユニークなものが多かったです。
表示できる色数やスプライトが増加し、当時としてはかなりカラフルで美しい画面を作り出していました。
本体にはロムカートリッジのほか、セガ・マイカードと呼ばれるカード型ソフトの差込口が付いているのが大きな特徴。
スペースハリアー』や『アフターバーナー』、『アウトラン』など、アーケードゲームの移植作を本機では思う存分にプレイできた夢のマシン。
ほかにも『ファンタジーゾーン』、『忍 -SHINOBI-』、『青春スキャンダル』など、人気移植タイトルが多数登場。
オリジナルタイトルも粒ぞろいで、『アレックスキッドのミラクルワールド』や『ファンタジーゾーンII オパオパの涙』、『北斗の拳』といったタイトルが有名。
現在も続く人気シリーズ『ファンタシースター』の初代作品もセガ・マークIIIで誕生。

 

 

ゲームの歴史に名を残す8ビットゲーム機の一つ。
また、初めてセガが任天堂と激しく争ったハードであり、その戦いは「第1次ゲーム機ハード戦争」として知られています。
ファミコンに比べ発色数において上回り、ライバルと比べ性能は低いが癖のない音源、画面表示では劣る程度の差で性能としてはほぼ互角と言っても過言ではありません。
1987年10月にPCエンジンが発売されるまでマークIIIがほぼ唯一のファミコン対抗機となったのです。

 

 

セガ・マスターシステム(Sega MasterSystem)

セガマークVの海外版。
日本での型式番号はMK-2000
北米では1986年に、ヨーロッパでは1987年に発売されました。
逆輸入という形で日本でも1987年に米国版をベースにFM音源や連射機能の内蔵などのマイナーチェンジを行い発売され、日本版マスターシステムはFM音源と連射機能を標準搭載した初の家庭用ゲーム機となりました。

FM音源は当時アーケードゲームやパソコンなどで主流になっており、セガマークV向けにも外付けFM音源ユニットが発売されました。

サードパーティーが日本では1社(サリオ)、アメリカでは2社(アクティビジョン、パーカー・ブラザーズ)しか参入せずという状態で、当時はファミコン(海外版はNES)全盛期で、日本では次世代機であるPCエンジン(1987年10月30日発売)が登場した時期でもあったために日本とアメリカでは苦戦を強いられた悲劇のハード。
結局、セガは翌1988年10月に次世代機メガドライブを投入しマスターシステムの展開を終了しました。
これ以降も、セガは運命のタイミングに苦しめられることになります・・・。

セガ・マークIII

ラストエトワール