スマホ版、牧場物語?!

ファミリーコンピューター

ファミリーコンピュータとは、1983年に任天堂が発売した家庭用ゲーム機で略称は「ファミコン」。
ゲームソフトの入ったロムを本体に差し込み,テレビに接続してゲーム画面を表示してコントローラーで操作する。
ゲームソフト制作会社とライセンス契約を結んで徹底して品質管理を行ったことで良質なソフトを揃えたことが功を奏し、「スーパーマリオブラザーズ」「ドラゴンクエスト」などの大ヒット作も誕生した。
ヒットゲームは現在に至ってもシリーズ化し、そこから生まれたファミコンは家庭用ゲーム機の代名詞ともなった。
“ファミコンブーム”と呼ばれるような社会現象で、ゲームが一般家庭に広く普及したといっても過言ではない伝説の家庭用ゲーム機。


スーパーファミコン

任天堂が1990年11月21日に「ファミリーコンピュータ」の後継機として発売した据え置き型ゲーム機。
ファミコンの数あるシェアを受け継ぎ、更なる名作を生み出し大ヒットした。
任天堂ハードの特徴であるハードの頑丈さも特徴。
正式名称は「スーパーファミリーコンピュータ」ではなく、「スーパーファミコン」である。
ハードウエアのスペックとして、16ビットCPU の搭載・32,768色(15bpp)から選択可能な16色のカラーパレットと、それらのカラーを適用可能な16色スプライト・背景の多重スクロールと回転・拡大・縮小表示機能を備える。
メモリ容量も大幅向上しており、メインRAMの容量はファミコンの2Kバイトから128Kバイトと64倍、ビデオRAMの容量も2Kバイトから64Kバイトと32倍に向上している。コントローラは本体に2個同梱され、本体内部に取り付けられているファミコンと異なり本体前面に2つ設けられているコントローラコネクタに接続する方式となった。
I・IIコントローラの区別はなくなり、ボタンはA・B・X・Yの4つとなり、上部の左右にはL・Rボタンが追加された。

 

カセット差し込みは、ファミリーコンピュータ時代の手動式からスプリングによる自動開閉式に変更。
カセット差込口内部にツメが出る機構が備えられており、カセット前面下部のくぼみを引っかけロックするようになっていて、電源スイッチを入れたままカセットを抜き差しすることはできなくなった。
バッテリーバックアップ搭載のソフトはファミコンでの「リセットボタンを押しながら電源を切る」の作業が終了時に必要がなく、そのまま電源を切るだけ・・・という風に改良されている。
ゲームソフトの媒体は、カートリッジ式。スーパーファミコンではごく一部を除き、全て統一されたデザインになっている。
ゲームの大容量化によりソフトの価格が高騰し、定価を「1万円前後」とするソフトが多かった。
この頃の任天堂は、他のゲームハードの追随を許さなかった。

 

ゲームの更なる大容量化への対応で、ソニーと共同でCD-ROMシステムの開発が行われていたこともある。
結果的には決裂した形になったが、お互いに切磋琢磨しあって後のプレイステーションとWiiなどの名機を生み出しゲーム業界を発展させている。

 

ニンテンドークラシックミニシリーズ第二弾として、本体を小型化し21種類のスーパーファミコン用ソフトを内蔵した復刻版「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」が2017年10月5日に発売された。

 

バッテリーバックアップ内蔵のゲームは、現在では寿命でほとんど電池が切れていてせーぶができない。
Wii・WiiUのバーチャルコンソールでは、任天堂を中心としたSFCソフトが遊べる。

ラストエトワール