SEGA SATURN(セガサターン)

 

 

 

 

 

 

セガ・エンタープライゼスから発売された、セガの6番目の家庭用ハードということで、太陽系第六惑星の土星(サターン)からつけられています。
水・金・地・火・木・土の順で、火星ならマーズで、天王星ならウラノスという意味です。
前期型と後期型の2種類があり、俗に前期型は黒サターン・後期型は白サターンと呼ばれてます。

 

 

32ビット RISC CPU「SH2」を2個搭載し、ポリゴンによる3DCGゲームや、大きく表現の向上した2Dゲームなどが登場。
「32+32=64bit級」というキャッチフレーズが使われていました。(マーケティング上のコピーに過ぎない)
映像やオーディオ再生機能といったマルチメディア機能も強化され、日本ビクターからは「Vサターン」、日立からは「ハイサターン」の兄弟機が登場しました。
セガサターンではセガ独自のレーティングが用意されていて、「全年齢」「X指定」「18歳以上推奨」「MA-18」と存在していましたが、全年齢を除いたレーティングは現在のCEROレーティングとはやや異なります。

 

 

セガサターンは本体にセーブデータ記録領域があるのですが、記録できる容量にも限りがあり、本体カートリッジスロットに刺す「パワーメモリ」で容量を増やす事ができたのですが、カートリッジ端子の接触不良でパワーメモリに記録したセーブデータが接触不良で飛んだりする事が結構な確率でありました。本体の記録はバッテリーバックアップである為、コイン電池をセットしないといけないのですが、交換は可能ですがバッテリー切れを起こすとその時点で消えてしまうので注意が必要です。

 

 

メガドライブの後継機で、当時の3Dのポリゴン機能がウリだった次世代ゲーム機と呼ばれた中でも最高の2Dスペックを持つハードとして開発されました。「PlayStation」や「NINTENDO64」とシェアを争いました。
日本国内ではプレイステーションよりも先に、実売100万台を達成しています。
任天堂やSONYに先駆けての販売だったので、セガのハードとしての滑り出しは、かつてない売れ行きを予感させました。
「サクラ大戦」や「パンツァードラグーン」「バーチャファイター」などの良作やCPU性能と2Dスプライトグラフィックに力を入れた設計になっていたので、その強みを生
かして、格闘ゲーム、シューティングゲームといったゲームが多くリリースされています。
スプライト性能は家庭用マシンにおいて最強スペックを誇っていて、追加メモリーを搭載することによってカプコンの対戦格闘ゲームを完全再現することが可能なほどでした。
ですが、任天堂ハードで開発していたサードパーティーが続々とSONYのプレイステーションに参入し、コナミの「ときめきメモリアル」やカプコンの「バイオハザード」などがヒットを飛ばします。
プレイステーションのプログラムの開発環境が容易だったのもありますけど、ローンチタイトルも良作を揃え、ライトユーザー向けのソフトをリリースするのが得意なメーカーが意欲作を次々と出していくと徐々に巻き返されます。
何かとライバルのプレイステーションと比べられましたけど、動画再生能力・3D描画能力はPSに比べて劣っていました。
やがて、ドラゴンクエストやファイナルファンタジーなどを擁する今のスクウェア・エニックスの参入が決まって、流れが完全に決まってしまいます。
不運だったのはプレイステーションとの本体の価格競争に巻き込まれ、自社でチップを生産できる半導体メーカーのSONYと違い、ただのゲーム機メーカーでしかないセガにはどうしようもありませんでした。
本体は売れば売るほど莫大な赤字を出し続け、戦略次第では充分に戦える名機だったのですが、看板ゲームの『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』のゲームをほぼ出されることもなく、新ハード「ドリームキャスト」を投入することに。

 

 

海外では自社のメガドライブと足を引っ張りあうかたちとなり、売れ行きは悲惨であった。結局世界市場では、セガハードの中で最も売れなかったハードでしたが、長年のライバルだった任天堂の同世代機「NINTENDO64」に限れば日本国内の販売台数で上回っています。
同じ世代機の「3DO・PC-FXが消えていく中で、次のドリームキャストが発売されるまで、任天堂とSONYを相手に三つ巴の戦いを繰り広げた名機です。
日本市場ではセガとして最も売れたハードでもあるんですね。
また、セガール(セガ)とアンソニー(ソニー)の二匹のチンパンジーを利用した比較CMを行ったり、せがた三四郎などの名物キャラクターを生み出すなど、インパクトのあるCMでも有名でした。